グ レ ー タ ン ク
この前清水タンクを作りましたが、まだグレータンクがありませんでした。結構、このグレータンクについては賛否両論で、べつになくてもバケツで受けといて、後で捨てりゃいいんじゃない?という人もかなりいて、私も少し悩んだのですが、やはり気兼ねなくP泊するにはあったほうがいいなぁと思い、作成することにしました。
☆材料☆
材料品目 | 仕様 | 個数 | 価格 |
ポリタンク | 15リットル | 1個 | \780 |
ホース | 標準 内径15mm | 1.5m | \150 |
ロックナット | 座金付 | 1個 | \200 |
ホースバンド | ステンレス 帯状 | 5個 | \1,100 |
平パッキン | NBR φ16穴 | 2枚 | \110 |
ホースジョイント | 15mm,18mm共用型 | 1個 | \100 |
ホースニップル | 13A 黄銅 タケノコ(オス) | 1個 | \225 |
サドルバンド | ステンレス | 5個 | \130 |
セイフティーフック | B型 | 1個 | \80 |
クーラーキャップ | 1個 | \460 |
☆製作☆
材料写真です。
タンクは清水タンクのときと同じ15Lです。
丸座金に合わせてけがきます。
あまり底をねらうと曲面になっていて、しまらなくなるので要注意です。
清水タンクのときと同様、ハンダゴテで空けました。
だいたいの穴が空いて、周りが柔らかいうちにニップルをねじ込みます。
ピンボケですが、正式に取り付けたあとのタンク内側の様子です。ゴムパッキンをつけて丸座金をはめ、ナットでしっかりと締め付けます。
次にシンクの排水管のルートを変更させるため、冷蔵庫後ろの通気ガラリを外してみたのですが、「開けてビックリ玉手箱!」でありまして、ツル草が冷蔵庫を取り囲んでいました。
前のオーナーさんの駐車場はツル草が生えるようなところではなかったので、前々のオーナーさんの頃からかなぁ・・・冬でしたので冷蔵庫は一度もつけたことはなかったんですが、このままガスをつけていたら火事になっていたかもしれません。すぐさま除去しました。
冷蔵庫のすぐ横にシンクからの排水管が真っ直ぐ下に下りて、そのまま床下へ出ています。
今回のグレータンクはワードローブの下(FFヒーターの後ろ)に設置するので、抜かないといけないのですが、しっかり床に固定してあるのと手が入らないので、切断することにしました。
あっけなく切断してしまいました。もう後には戻れません(笑)
切断された下側のほう。
逆流するといけないので、こちらのほうは栓をした後、テープでしっかりと補強&固定しました。
ガスコンロ下の収納スペース
すぐ横の壁に穴を開け、さきほど切断した排水管を引っ張り込みます。このとき気を付けなければならないのはシンクからの勾配です。途中上がったりするとシンクの根元から漏水する恐れがあります。
普通のホース(内径15mm)があったのですが、トレーラーの排水管は内径22mmなのでどちらでも繋げられるジョイントを買いました。
・・・が、ケチな私は2カ所で使いたいので写真のように2つに切断しました。
排水管の先に取り付けた状態。
黒い部分は、このジョイント、内径18mmまで対応だったので、絶縁テープをちょうどの大きさになるよう巻いて押し込み、ホースバンドで固定しています。
ホースを排水管に接続した状態。
傾斜角が保たれるよう、そしてグラつかないようUバンドで固定、これでガスコンロ下部は終了です。
続いてお隣のワードローブ下部。
ガスコンロ下部との壁にも穴をあけ、先ほどのホースをグレータンクに導きます。
そして、洗面台から別ルートで床下へつながっている排水管を切断します。
タンクからの排水を床下への排水管へ接続。
洗面台からの排水管は、キッチンシンクの排水管とともにグレータンクへ。
タンクからの排水ホースが豚の尻尾状態になっていますが、これにはワケがありまして、左側の黒い印の高さに引き上げておくと、タンクから放出されず、かつタンクがいっぱいになると、流れ出るというオーバーフロー管の役目を果たします。全部排水したいときは、床まで下ろします。
今日は時間がなかったので、ここまでしかしていませんが、後日、ホースをこの高さに固定できるように、「引っかけ」をつけるのと、外から手を入れて排水できるよう、外面に穴開け加工をして、開閉可能な蓋を取り付ける予定です。
上の写真はわかりにくいのでこちらを・・・。
ちょっとだけ改良しました。
やはり使ってみて、水が入っていると走行中にこぼれたりして、不衛生だったのと、ホースが下に落ちると流れ出てしまうという欠点があったため、写真のようにタンクを金具で固定、ホースは壁にフックで引っかけて固定、ホースもそれぞれ穴に通して少々の揺れでは中身が飛び出さないようにしました。
やはりこれからのシーズン、ワードローブの中にカビが生えたりしては元も子もないですからね。(^^)
上写真のホースを床の高さに下ろした状態で、シンクに水を流すとこの通り、今まで通りのタレ流しになりますから、キャンプ場ではこのように、P泊では内部タンクでキャンプしていきたいと思います。
材料の中にクーラーキャップとあるのに出てきていないので「あれ?」と思っていた人もいるのではないでしょうか?
実はまだボディに穴を開ける勇気がなかったので、躊躇していたのですが、佐藤@大阪さんの「リアをブチ抜く」という言葉に後押しされて、本日決行しました。
穴開けは、慎重にカッターナイフで空けました(^_^;
左は外側の鉄板(アルミ)を空けたところ。中は発泡スチロールになっています。
発泡スチロールを取り除いた状態。向こう側はベニヤ(厚さ2mmほど)です。
このベニヤもカッターナイフで除去します。薄いので簡単に切れます。
クーラーキャップを取り付けたところ。
割と綺麗に仕上がりました。後日周囲をコーキングします。
何のための穴かと申しますと、グレータンクの排水時、外から手を入れてホースを下ろし排水するためのものです。
これにより、ワードローブの荷物をいちいち出す手間が省けます。
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