温風ダクト移設

2005年度版AntaresLuxe426は、ヒーターの温風ダクトは一旦フロントを通り、トイレを経てセンターダイネットを経て、さらにリアベッド下を通って吹き出し口が付けられています。
2006年度版の同型車からはこれが改善され、リアへの吹き出しはエントランス右のキッチン下部に増設されていて、羨ましく思っていました。
寒くなる前に、この吹き出し口を2006年度版以降の同型車のように改良するDIYをすることにしました。

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これが問題のリア吹き出し口です。最大の風量にしても、かすかにしか出てきません。
ここまでダクトが伸びているせいで、肝心のセンターダイネットの吹き出し口からも、手をかざしてやっとわかる程度の風しか出てこないのです。

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トレーラーのヒーターは、トルマ社のトルマティックヒーター。
前々から目をつけていましたが吹き出し口は2方向あり、片方だけ使われていて、もう片方はエンドキャップで蓋をされています。

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そのエンドキャップを外しました。ねじ込んであるわけではないため、外すのに苦労しますが、縁部分にマイナスドライバーをあてて、コンコンと叩くとカポッと外れます。

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冷蔵庫後ろの車体に取り付けてある『ガラリ』を外したところ。
ここに新たなダクトを通します。

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市販のダクトでは大きさが合わないので、リア吹き出し口を撤去して、取り外したダクトを流用することにしました。
リアの吹き出し口をバラしたところです。

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リアダクトを取り外し中。

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センターダイネットの吹き出し口はダクト途中にあり、ダクトはそのままバッテリーの横を通って、リアに繋がっています。

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リアベッド下部のダクトをすべて撤去。

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つづいて、ダイネットの吹き出し口以降のダクトを撤去。

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ヒーターのダクト分岐で取り外したエンドキャップを取り付けました。
つまり、センターダイネットの吹き出し口がこのダクトの最後になります。

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とりあえず、センターダイネット部を現状復旧。

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こちらが撤去品。こんな写真をいちいち撮るなんて・・・やっぱり職業病かなぁ。

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こちらは、エントランス入ってすぐの収納下部。前にDIYしたスライド引き出しの下部分です。

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左側のベニヤを取り外し。もともとここは空いていて、当初私が塞いでいた部分です。

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ダクトがどの程度曲げられるかわからないので仮組してみました。

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実際に短いダクトであてがってみた状況。排水ホースもあるので、かなり手前に穴をあけないと収まらないようです。

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無垢素材と聞いていたのでノコギリで空けるか迷いましたが、やはりカッターナイフで。
ペリッと軽い音がして、あれれ?中空素材ではないですか。。。まぁ、前のWISPもそうでしたが、やはりこの普通免許サイズの登録では こういう素材でないと、重量的に無理ですね。軽い構造でいかに重厚感を出すか、これもひとつの技術だと思います。

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ちょうど珊が出てきたため入るかどうか、吹き出しパーツをあてて確認。なんとか入りそうです。

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見事に取り付け完了して、一安心です。

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ダクトを挿入して、ヒーター側の接続完了。

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冷蔵庫裏のダクト敷設状況。

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吹き出し口に接続。

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試しに、ヒーターファンのスイッチオン。
写真では判りづらいですが、ティッシュ(二つ折り)がはためくほどのかなりの風量です。

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ダクトを短くしたダイネット側の吹き出し口。
こちらも、ここがエンドになった分、かなりの風量です。

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キッチン下部を元通り蓋をして断熱。

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ワードローブ内も復旧しました。

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こちらは、元々吹き出し口を外した後の穴。

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3つ上の写真でベニヤを切り欠いた部分の余りを利用して、穴に合わせて切り出し。

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これを穴にはめ込んで、後ろから接着剤で固定しました。
簡易的な固定にしたのは、またいつか何かに利用したいとき、簡単に取れるようにしたかったためです。
それに、トレーラーに付いていた部材から切り出しましたから、木目までは合いませんが、色はピッタリです。