ポーチランプを点けるのは、キャンプの時だけなのですが、オーニング下ではなんとなく暗く、勿論ランタンなども併用していたのですが、もう少しこのポーチランプが明るくならないかと思っていました。
ただ、現在のポーチランプは15Wで、これ以上大きいものにすると発熱の問題や、入りきる大きさのものが有るかどうかの問題もあり、ずっと手を出せずにいました。
ちょいと、ホームセンターで物色していて、たまたま目に付いたツインタイプの蛍光灯。18Wという中途半端なワット数ですが、これっていいかも。
なぜなら、この前改造したときに使った蛍光灯基板は18W〜20Wとなっていたからです。
早速、この前付けた蛍光灯のソケットを借りて、接続して点灯。
明るすぎ!・・・それもそのはず、18Wと言えども、光量は白熱灯の80Wクラスなんだそうです。
ちなみに値段は\1,380でしたが、その価値はありそうです。光りすぎてわかりにくいですが、一応電球色です。
ポーチライトの裏側です。元々ここにスイッチがあるのですが、以前の改造でスイッチは移設しました。
両側のネジを緩めると外れるのでしょうけど、前側(車体外側)とを繋いでいるので外すと、外側が落ちそうです。
真ん中の蓋を外すと、こんな感じです。15W電球の取り替え時のメンテナンス用です。
向こうが明るいのは昼間だったから。(外の光)
見てても仕方ないので、ネジを外して本体を取ってみました。どうやら外側は接着剤で固定してあるらしく、手前を外しても大丈夫でした。
こちらが本体。電球とスイッチがついています。
電球のソケットはスリットにはめ込む仕組みで、上からU型の押さえ板で固定されています。
ツイン蛍光灯のソケットをあてがうと、あれれ?偶然にもピッタンコです。
ただ、蛍光管が長いので、少し加工する必要があります。
蛍光灯のソケットは丸形と同じなのですが、ソケットは23mmあるため、そのままではネジと干渉してしまいます。
ふと、先日の蛍光灯取り付けで、ソケットのうち使わなかった端子があったのを思い出しました。
この手の端子は、『つ』の字型の端子を溝に差し込んで留めてあるため、細い精密ドライバーで、その溝の引っかかり部分を押してやると外れます。
こうしてソケットから取りだしたメス端子。蛍光灯取り付けでは不要だったので、切りとばしたのですが、
こんなことなら、リードを残しておけばよかった。。。
とはいえ、切っちゃったものはしょうがないので端子部分のコード留め部分を切断して、コードの皮の残りを除去。(上:加工前、下:加工後)
これに直線スリーブで圧着して、リードをつけました。
※私がケチっただけで、ソケットを買ってきてバラしたほうが早いです。
念のため先端をヒシチューブ(熱収縮チューブ)で覆い、絶縁保護。
次ぎに本体の蛍光管が当たる部分を切除。
プラスチックの加工は、以前アクリルを加工するときに使った、アクリルカッターが役に立ちます。
蛍光管を本体にセット。なかなかピッタリとはまりました。
念のため、外カバーのある壁に装着。当たるところもなく、大丈夫そうです。
次ぎに、蛍光灯基板の大きさを確認するため、前の蛍光灯基板をちょいと取り外し(端子を外すだけで簡単に分離できます)
しかし、どうやっても本体には収まりきりません。よって、基板は本体とは別にすることにしました。
前に使ったアクリルの余りに基板を取り付けるため、仮載せ&寸法取り。
本体にリード線接続。先端は差し込み用の端子を圧着しておきました。
本体を元通りに再取り付け。
こっちは外側から。さして違和感はありません。
電源側も差し込み用の端子を圧着しておきました。
アクリルの切り出し完了。後は基板を固定して線を繋ぐだけです。
アクリルに基板を専用スペーサー(基板に付属)にて固定。
ポーチライト上部の壁に取り付けました。
結線完了。いつものことながら、まとまりが綺麗ではないですね。
点灯試験。うわ!眩しい!!かなり強烈な光り方です。
しかし、写真ではわかりづらいですね。
地面を見た感じが、オーニングを広げて、サイドシートをつけたときくらいの明るさでしたので、実際にオーニングと
サイドシートを付ければ、かなり明るくなると思います。
実際の使用感については、今度キャンプ場で使ったときのキャンプレポに綴ります。