電灯スイッチ移設

温風ダクトのときにも触れましたが、2003年度版AntaresLuxe426では2004年度版以降のものと違い、細かい部分で不便な作りになっています。
今回はダイネット上の室内灯ですが、スイッチが本体だけに付いているので、エントランス付近で入切できるように改造することにしました。
(2004年度版以降の車両は元々エントランス付近にあります)

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黒い丸い部分が元々のスイッチです。

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スイッチがON−ON(3端子)なら、遊んでいるアース線を利用して2スイッチ式にできるのですが、ON−OFFタイプのスイッチなので、 単純にスイッチだけを回路に割って入ることにしました。
なお、アース線は蛍光灯にしたときに空いたものです。

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トレーラーのアースとマイナスはどう違うの?という質問をよく受けますが、この車両では全くアースは使われていません。
というのもジョイントボックス(ワードローブ内上部)で、この3芯線(茶:+、青:−、緑:アース)のアース線はすべて切られていて2芯しか 使われていないからです(インチキ?)

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切られているアース線の拡大(どれもこんな感じです)

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1.25mm2の普通ケーブルがあったので利用。ワードローブ内からエントランス付近へ冷蔵庫の後ろから通します。

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水道ホースの部分から上に出します。

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内側の板をカッターナイフで切り取ります。
※先に細い針などを差し込んで『サン』がないか調べたほうが良いです。
(右下部分でサンが出たためこうなった)

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トグルスイッチを取りつけ。ウチの場合折りたたみ棚をつけているので、ここしかありませんでした。

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平型端子(メス)を圧着します。

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スイッチに差し込み、ケーブルを固定します。

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反対側に平型端子のオス・メスを圧着します。

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ジョイントボックスの右側(下から青・茶の線がきているほう)はAC100V、左側(赤・白の線がきているほう)がDC12Vです。
左の端子で平型端子を抜いてみて、室内灯の線を探します。

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元の端子は被服がついていません。(なんとなく圧着の仕方も雑な感じ)

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被服付きに付け替えました。

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スイッチからきたオス端子を上写真のメスへ、スイッチからきたメス端子をジョイントボックスのほうに挿します。
つまり室内灯本体のスイッチは入れたまま、新スイッチで入切します。

非常に単純なものですが、真っ暗でも入ってすぐに電灯を点けられるし、息子もいつも椅子の上に上がって操作していたので、少しは楽になるでしょう。