ACコンセント増設

キャンプ場で電源使用するときのコンセントを単に増やすだけです。

読み込み中
P泊主体だった我が家も、近年キャンプスタイルが変わってきました。
キャンプ場利用が多くなり、写真のセラミックファンヒータをよく使います。
簡易サファリはもちろんですが、ガスの節約(?)とFFヒーターでは暑くなりすぎるので
写真のヒーターを室内で使うことも多いんですが、実は室内にコンセントがないのです。

読み込み中
いや、元々はあったんですよ。
写真はキッチン上部棚下です。
フロントベッド横にもありますが、どちらも200V仕様のコンセントでして、日本の家電を使うには変換プラグを挿さないといけません。

読み込み中
今後も使いはしないだろ、ってLED化したときに撤去してました。

読み込み中
材料です。
コンセント、石膏ボード用の挟み留め金具、スリーブ2sq,5,5sq、平型コード(多芯)、単芯の分岐リード

読み込み中
外部AC電源取り込み口は車体左側、センターダイネットの後ろ座席下にあります。
青、茶、黄緑の線がありますが、青と茶から分岐します。
黄緑はアースですが、正確には不使用です。

読み込み中
分岐したらカバーを戻します。

読み込み中
新しいコンセントは、センターダイネット前座席下、カーステの下あたりに設置します。
ここならほぼ室内の中央になるので便利だからです。

読み込み中
いつものごとくカッターナイフで切断。
一気に開けようとすると、ズバッと余計なところにまで切り込みが入りますので、4〜5回同じところを切る感じでやります。

読み込み中
コンセントに挿すため、コードの先を多芯から単芯に変換します。
すべて単芯でやっても良いですが、コードが堅いのと既設からの分岐がやりにくいので私は多芯を使用しています。

読み込み中
2本とも処理しました。

読み込み中
コンセント本体は石膏ボード用の挟み込み金具にて固定。
コードをコンセント裏側に差し込みます。

読み込み中
表面パーツを取り付けて完成。

読み込み中
次に屋外コンセント増設のため、新たな材料を用意。

読み込み中
コンセントと3路スイッチをこのように組みます。

読み込み中
ラインマーカーの左に簡易サファリにするときの平型ナットがあります。
ラインマーカーの上あたりにコンセントを付ければ、サファリ内で使えそうです。

読み込み中
まずは4隅をドリルで孔開け。

読み込み中
四角に切り抜きます。
アルミボディはかなり薄いので、缶切りの要領でカッターナイフにて孔からズボッ・・・ズボッと力をかけると楽に切断できます。

読み込み中
内側の発泡スチロール、ベニヤ板を切って、開口完了。

読み込み中
電源を分岐します。
結局、距離の問題から、AC100Vは元から分岐、コンバータによる電源も分岐します。

読み込み中
元々付けていた、DC−ACコンバータの電源スイッチを分解。

読み込み中
元のスイッチは片切でしたので外します。

読み込み中
新たに3路スイッチを用意。

読み込み中
配線します。そう、屋内でも屋外でもコンバータ電源を使いたいのでスイッチも屋内・屋外別々にするための細工です。
※但し、ウチは135Wのミニコンバータなのでこの回路でも大丈夫ですが、大きな容量のコンバータでは制御回路と動力回路をリレーを用いて分離してください。
今回、1200W耐電のコードを用いていますが、単純計算では
135W÷12V=11.25A これを100V換算すると
11.25A×100V=1125Wとなるのでギリギリ範囲内ですが、実際は損失がありますから
1125W÷80%=1406.25Wで、容量オーバーです。
ウチは携帯・カメラの充電と地デジチューナーだけなので、そこまでの容量にはならないのでこの回路にしました。

読み込み中
配線したら、元通りに戻します。

読み込み中
新設のコンセントとスイッチも配線しました。

読み込み中
ボディーにタッピングビスで強固に固定します。

読み込み中
内側の干渉もありません。

読み込み中
取付座金周囲の隙間を全てコーキングします。

読み込み中
表面パネルを取り付けました。

読み込み中
スイッチは屋外・屋内両方でコンバータの入・切が可能です。
スイッチを入れると上側のコンセントで携帯やカメラの充電が可能です。
(下側はキャンプ場などで外部電源を繋いだときにだけ使えます)

読み込み中
蓋を閉じた状態。

読み込み中
この周囲もボディーがウロコ状の凸凹ですので、周囲をコーキングしました。

外部電源取り込み時に、サファリ内でも室内でもセラミックファンヒーターを使えるようにしてみました。
さらに、コンバータ電源も使えるようにしてみたのですが、使い勝手についてはまたキャンプレポートのほうで綴っていきたいと思います。