初キャラバンで、大夢はリアで寝ませんでした。理由は本人曰く『寒そうだから』。実は、リア下段は狭くて私が入るのが困難であったため、大夢に下段で寝てほしいと言っていたのですが、やはり大人が嫌がるところは子供も嫌なようです。
自走などのバンクベッド、ロフトスペースというものは子供が大好きな場所ですから、要は私が下段で寝ることができれば、すべて解決するのです。
下段のウッドスプリングは跳ね上げると下は収納スペースになっています。
事前検証で、この座を下げられないかと思案していたのですが、どうやら枠は接着剤で固定されているようで、これを除去するのはかなり困難な上、後の処理が極めて難しそうであるため断念。
一番奥に手元ライトがあるため、せめて頭を反対(エントランス側)にすれば楽に入られるのでは?と、ライトを外しました。
もともとテールランプ用のモール(窓下の白い部分)が付いていたのでこの中に配線を通し、反対側に導きます。
ライトをエントランス側に再取付け。
上下の布団(私と大夢)の入れ替え。寝るだけなら全く支障はないのですが、私の背丈だと中で方向転換できないので、入るのがかなり難しいのです。
試しにラダーを外してみましたら、非常に楽に入られました。このラダー、見た目は良いのですが、上段より上に持ち手がないため、子供にとっては非常に難しいようです。
一番理想的なのは左図のような折り畳みラダー。既製品であれば良いけど無ければ自作するしかありません。
上を大夢用としたので、一番奥に前のトレーラーで使用していた机を設置。真上に照明があるのでちょうど良い位置です。幅もピッタリ。
前回のキャラバンで、食事後に移動する場所がなくて、ウロウロしていたのでこれなら落ち着いてくれるかな。
上段の落下防止板を右側に移設。カーテンも上下独立させて、それぞれのプライベートが保てるようにしました。
そういうわけで、ラダーはこの位置。簡単に取付け取外しできれば言うこと無しですが、工事中に出入りが慣れてきたので、当面はこのままとします。
エントランス部の靴の整理等ができれば、もう少し使いやすくなるでしょう。
年明けキャラバンで、やはり子供の昇降が危なかったため、「持ち手」をつけるつもりでしたが、結局得意のイレクターでラダーを作りました。落下防止板は元の左側に戻しました。
右側が軸足になっていて、ドアのように開くことができます。これにより下段へのアクセスが非常にスムーズになりました。
右足が軸足回転、左足にはキャスターがついています。
右の軸を固定(軸は動くよう接着していない)しているのは、右の柱なのですが、ほとんど飾柱なので頑丈な隅金(ブロンズ)にて補強。
いろいろ考えて、上段面より上に持ち手を延長することで昇降をスムーズにしています。
ラダー固定用ストッパーも、使い勝手を考えてのもの。
寝た状態で、使用状態に戻せること、子供でも簡単に使用状態にできること、それらを考えると、このようにベッド側から引くだけで「パチン」と固定できるようにしました。
既設のラダーですと、上端を引っかけなければならず、寝たまま持ち上げて元に戻すのも困難、子供の力で上段からラダーを固定するのも困難でしたので、ここの部分は一番気を遣いました。
ホームセンターをいろいろ回っていたら、こんなスミ金を見つけました。鉄心が入っていて周囲は木材で覆われています。
早速、付け替え(笑)前のブロンズは少し目立っていたのですが、これなら違和感なさそうです。ついでに下部にももうひとつ付けました。
木目シート(壁紙用)が大量に余っていたので、ラダーの直線部分すべてに巻き付けました。
一見、木の丸棒にも見えますし、周囲の壁の色とも合ってなかなかグッドです。
一応、当初の懸念事項はこれでクリアできたので、リア改造についてはこれで完成ということにします。