二段ベッド

最初はDIYするつもりでしたが、ショップ依頼改造になったので、敢えてメニューを分けました。
トレーラーと違って構造要件に関わる部分になるためプロに任せることにしたのです。

読み込み中
事の発端はPLACEで3回目の旅となったGWの島根半島。
初めて3人で寝たときに問題が起こりました。
そもそも、今年成人になろうかという大夢がまだ一緒に旅してくれる・・・というのがこの車の誤算だったのですが。。。

読み込み中
寝た向きはこんな感じ。
PLACEのベッドは縦230cm×横175cmなので3人就寝となっています。
キャンピングカーの構造要件で、大人一人の就寝スペースとして縦180cm×横50cmが規定されていますから、この車で考えると一人当たり230cm×58.3cmという大きさになります。
・・・が、縦方向は身長+10cmくらいであれば余裕なのですが、横幅が現実的には結構問題になるのです。

読み込み中
こちらは前に使っていたAntaresLux426のリアベッド。
主に私が寝ていたところですが、このベッド幅は65cmあります。
つまり、最低一人このくらいの幅がないと寝返りしにくいのです。

読み込み中
こちらはオリジナルのPLACE-CAPの二段ベッド(子供用)
シンクと反対側の引き出し収納の上に橋渡しするように設置されています。
カミさんの身長なら進行方向横向きでも寝られるので、こんな感じのが欲しいのです。

読み込み中
いつものごとく勝手にCAD化。
ウチのは支えとなるものがないのでテーブルの足が利用できないかと。。。
車体の両端を補強するのが難しい感じがします。

読み込み中
横から見た感じ。テーブルの足は少し前寄りなので、もう一本追加しないといけないかな。
それより結構嵩張りそうなので、ここらでショップに任せようと思い、これらの図をキャンピングカー広島に送りました。

読み込み中
製作スタッフの見解によるとテーブルの足は強度が疑わしいので、それよりもサードシートのヘッドレスト部を作り替えてステンレスパイプを渡すようにしたほうが、展開も楽なのでは?とのこと。
パイプはトイレ内にでも立てて収納するようにホルダーを設置するというものです。

そんなわけで6月22日からキャンピングカー広島に車を預けました。
ブログ『入院
約2週間で完成の通知がありました。

読み込み中
サードシートのヘッドレストの上にU字型のパイプ受けが作られています。
今回、ヘッドレストの背面の板から作り替えとなり、頑丈で大きなものになっています。

読み込み中
ここにステンレスパイプを入れてベッドを支えます。

読み込み中
支えとなるパイプは3本です。

読み込み中
ちなみにパイプは通常、トイレの壁に沿って立てて収納されます。

読み込み中
マットを載せるとベッドが完成。
さすがプロが作るとスッキリしていて、しかもセットも楽です。
・・・が、よ〜く見るとマットはパイプに載っているだけなので、乗るときや寝返り打ったときに落ちる可能性があります。

読み込み中
パイプに固定してもらうということで、一番安上がりかつ邪魔にならない方法で、ホックボタンにて留める方法になりました。
ひとつのマットにつき2箇所、両端のパイプに固定するようになっています。
下側の背もたれをはめ込む元々のベッドもそうですが、マット裏面には板が入っています。

読み込み中
今回ついでに未使用時は窓のところにマットを2枚ずつ留められるようにしてもらいました。
窓を塞いでしまいますが、もともと窓が多すぎる感じもあったので、そほど気になりません。
サードシートにも人を乗せて移動するときは邪魔になりますが、その時は後ろのキャンプ道具を降ろしておいて、そこに移しておけば何の問題もありません。

通常夫婦二人なので息子が同行したときのカミさん専用ベッドとなります。 (私と息子は身長があるので進行方向横向きで寝られないから)