完成予想図・・・アウトドア製品を作るのは初めてなのでちょっとイメージを膨らませてみました。
ポイントは窓を作ること、そしてコンパクトにすること、入り口に工夫を凝らせたいと考えています。
オーニングの拡大。ウチのはomnistorなので、この位置がCレールになっています。
スリット幅は4mm、内側の径は8mmです。
ホームセンターを探して、生地はUV対策の#4000のシートを使用することにしました。
太さ5mmの紐を巻いて、強力両面テープ(ポリエステル用)で図のように接着し、Cレールに挟み込む計画なのですが、どうなることやら・・・。
UV対策の#4000のシートに太さ6mmのロープを挟みます。
太さ5mmだと、Cレール4mmの隙間から荷重がかかると縮むのか抜けてしまいました。
ポリエチレン用強力両面テープで貼り合わせながら、洗濯挟みで固定していきます。
・・・が、やはり24時間待っても曲げたりするとテープが剥がれました。
よって、布団針にタコ糸を通して縫合することにしました。
縫合前にシートが破れないよう強力布テープを貼り付けています。
タコ糸はそのままだと太いので3本よりあわせのうち1本を抜き取って使いました(ケチ?)
縫合は素人なので見た目も悪いですし、保護のためこの上からも布テープを貼ります。
次に窓の開口。窓は2カ所で80cm四方としました。少し小さめに開けて端を写真のように両面テープを間に入れて2回折りします。
こうすることで枠部分がしっかりします。
二つ折りの上から布テープをかぶせておきます。
園芸用の糸入り透明シート(厚手)を窓に利用することにしました。
実はこのシートが1.8m×0.9mでしたので、加工をなるべく少なくして2つに切るだけとし、90cm四方になるので窓を一回り小さい80cm四方にしたのです。
切断したところから破れやすいので布テープで保護。
これを屋外側の上部だけ両面テープで固定、上から布テープを貼ります。
ここも力が加わるところなので縫合するため、最初に窓枠を2つ折りした部分に記しをしておきます。
ここで一端裏返し。つまりこちらが屋内側です。
園芸用の防虫網をやはり90cm四方に切ります。
そのままだと端からバラけてしまうので、端を布テープで挟みます。
この作業は網が動くためかなりイライラします。何度もキレそうになりました(爆)
さて、端の合わせ目がどうしても汚くなるので2〜3mmのところで切断します。
できあがった防虫網を屋内側の上部に両面テープで固定します。
これを一気にタコ糸で縫合。厚いのでかなり力が要ります。
意気揚々とオーニングに取り付けようとしたのですが、肝心なオーニングの溝(Cレール)に入らず、作り直すことを余儀なくされました。
紐の代わりに0.75SQの2芯のケーブルで帯状のサンプルを作って見ました。
しかし、結果は×。オムニスターの溝は、これでもダメなのです。
早速再検証。ケーブルは素では難なく通りましたから、右から、ビニールテープ1重
巻き、2重巻き、3重巻きになると入りませんでした。
よって、再々チャレンジで、細めの同軸ケーブルを使うことにしました。
今度は同軸ケーブルで。シワにならないよう、1m弱ずつでケーブルを挟み込んでいます。
端の拡大。これなら行けるでしょう(チョッと自信アリ)
トレーラーのオーニングに入れてみたところ、スンナリ入りました。
元々付けていた、6mmの紐部分を切り取り。
なんとなく空しい気分です。
元の生地とポリエステル対応の接着剤で貼り合わせ、さらにタコ糸で縫合します。
網も2回目となると出来が違います!
前回、あまり解説できなかったので、レポします。
端についている「ハト目」は切り取ります。
切り取った部分を透明絶縁テープ(厚手)で補修します。
窓の切り取り。5cm内側を切って、端を処理します。
2つ折りにして強度を高めます。両面テープを剥がす前に、折り目をつけていたほうが良いですね。
網状のほうを裏側(室内側)に両面テープで貼り付けます。
表側に透明シートを貼り付けて、やはり縫合。そのあと強力両面テープで固定。
初展開!案外すんなり入りました。
下が空いているのはオーニングを出し切っていないせい。
こういうのができると、P泊だけでなく、キャンプに行きたくなりますねっ!
内側の状況。窓開口部がゆがんでいたら、NG!!の予定が、案外自然に
収まったのでよかったと思う。
外側の透明シート側の当たり面にマジックテープを貼り付けて縫合。
同様に透明シート側にも取り付け。
今回使用したマジックテープは裏面がシールになっているタイプ。
軟性塩ビには接着できませんとあるが、ポリエチレンには意外と接着できた。
内側の網シートには、このように縦3等分して全周に取り付けることにした。
結構よく接着できるので、縫合の必要はなく、嬉しい誤算となりました。
窓部分の完成です。
2本のイレクターの端に片方向通し部品(J−118B)を接着。
ブローカー下部を袋状にして、1カ所イレクター接続のための開口を作ります。
実際にイレクターを通し、接続した状況です。
ペグはこのように片方向通し部品を利用します。
とりあえず、この部分の完成です。
2007年3月に一旦製作終了、それから約一年半の時が過ぎた2008年11月、ようやく側面の着手を再開しました。
側面の形にシートを裁断し、端を折り曲げて強度を増します。
上部はオーニングの梁に引っかけて固定するため、折り曲げて固定できるようマジックテープを配置します。
続いて、シートの切れ端から長さ30cmの3つ折短冊を作ります。
これをシート下部の4カ所に二つ折りして両面テープと強力ビニールテープで固定。
幅1cmのトラック荷台用のゴムロープを通しておきます。
もう一方の側面も同様に作成し、こちらにはエントランスを設けます。
少し内側で切り、枠に合わせて折り曲げて、間に同軸ケーブルを通し、両面テープで固定します。
これはエントランスが変形しにくくするための補強です。
別のシートからドア(?)を切り出し、長辺両端を袋状に折り曲げて、やはり両面テープと強力ビニールテープで処理します。
上部のみ本体シートと固定します。(上にめくって出入りする)
ドアの端を袋状にする意味は、内側から手を入れてマジックテープを密着させることができるようにするためです。
アンダーシート(サファリ内に敷くシート)に、先に作った側面シートのゴムロープがある付近にハトメを増やします。
さて、側面シートを車体に密着させる必要があるため、ボディ側にも少し加工を施します。
板付ナット(M8)を側面シートの上下(計4カ所)に超強力両面テープで固定、さらにタッピングビスで強固に固定します。
幅25mmのアルミアングルに厚さ20mmのスポンジゴムを貼り付け、側面シートを間に挟み込んで上下をボルトで締め込んで固定するのです。
なお、スポンジでは柔らかすぎて、ゴムでは堅すぎましたので、スポンジゴムを採用しました。
外側から見た様子です。アングルの背面を内側にしていますので、外側は綺麗に収まります。
先に作ったサン&レインブローカーとはマジックテープで貼り合わせます。
そのサン&レインブローカーも少し改良しました。
オーニングのCレールに入りにくいため、上部分を分離(実際には帯のほうを作り替えた)して、先にCレールに通してから
サン&レインブローカーをマジックテープで貼り合わせます。
アンダーシートにも端に同軸ケーブルを通し、トレーラーの車体下にあるCレールに通せるようにしました。
これにより、車体下からの風も防げるようになりました。(こっちも分離したほうが楽みたいです)
実際に建ててみると、ハトメとのズレが。。。また改良します。
エントランスは、上に巻いた位置でマジックテープを貼り、固定できるようにします。
一応完成。実際建ててみないとわからない寸法もあり、まだまだ改良が必要です。
キャンプ場のサイトには、流し台が前にあることが多く、やはり最初の完成予想図のように
トレーラーのCレールも利用して、サブルーフを考えたほうが良さそうです。
エントランスもこちら側にも設け、後ろ側に作ったエントランスもサン&レインブローカーに近いほうにしたほうが、
トレーラーのドアと干渉しないので良いみたいです。
とりあえず、一旦サファリ製作はここまでで終了、
いずれ改良しましたら、『サファリ改良』として別枠にて掲載します。