キッチン周り改良

出動すれば、いつも私が調理するのですが、やはり調理の際に使いにくいので、いろいろ改良してみることにしました。

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市販のフリーの包丁差しを購入しました。

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これをシンク下部の片開き扉に固定。包丁の出し入れはこれがやはり使いやすいと思います。

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箸立て(移動中の収納と、ダイネットからすぐに取り出せるもの)が欲しくなったのですが、ちょうど良い物が見つからず自作することにしました。

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厚さ3mmのアクリルにイメージに従い、けがいていきます。

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けがき線に沿ってカット。専用カッターを用いると、やはり簡単にカット出来ます。

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専用接着液にて接着して組み立て。
イレクターと同じく樹脂を溶かして接着するので乾燥時間も早く、スムーズに作業できます。

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先ほどの包丁差しの横に設置。いったい何人家族なのかと・・・(爆)

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余ったアクリル材でもうひとつ補助材を製作。

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菜箸を支えるための部材です。

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何故こんな中途半端な位置だったのかというと、御覧のように中間棚との干渉を防ぐためです。
菜箸はドアぎりぎりに立てないといけないこと、上記部材も干渉しないように計算しています。

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さて、せっかくシンク下にスライド収納があるので、ここを調味料入れにしようと考えています。

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しかし、奥にはシンクの排水などがあり、なかなか思うようには入りません。

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今日、ホームセンターを徘徊していると、アクリルよりも安価なペット素材を見つけました。
接着剤やカッターはアクリル用のものが使えます。これをどう使うかがポイントになります。

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持っている調味料で一番背の高い醤油をモデルにCADで図面化してみました。

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ペット素材は使ってみて解ったのですが、アクリルと違い、加工しやすい分、接着後も接着部分が少し柔らかくなります。
よって、少し複雑に組み合わせて強度を増す必要があります。
シンプルな出来を目指すならアクリルのほうが良いようです。

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一応、図面通り完成。組み合わせることで全体の強度は高くなります。

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調味料をセットしました。醤油、料理酒、酢などは市販の小瓶サイズでそのまま入ります。
理想通りに収まり、なかなか良い感じです。

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斜め部分を支えている部分は間仕切りとしても機能させているため、スティックシュガーや中華スープを入れました。
透明ですから下もよく見えて便利です。

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昨日のドア部分にフックを取り付けて、オタマやフライ返しを吊り下げました。

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一見、すぐ落ちそうですが、ドアを閉めるとちょうど隙間に収まります。
昨日付けた菜箸の補助部分もこの位置に固定するためのものです。

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調味料も全て入り、収納完了。あれだけの調味料が上の引き出しに入ったのは自分でも驚きです。

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次は、前に作ったスライド部分を改良しようと考えています。
フライパン、鍋、ライスクッカーが整理できて、スプーンやフォーク、しゃもじ、マグカップも収納できる
引き出しを作りたいと思います。

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CADにて図面作成。
少し、以前使っていたWISP400/4の最初の引き出し収納に似ています。
ポイントはマグカップを収納したままフライパンを出し入れできるようにすることですが、深さが足りないため底を切り欠いて、フライパン収納高さを下げることにしました。
※画像の寸法値は計画段階のもので、後からいろいろ修正しました。

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今回も軽くて加工しやすい桐集成材を使用します。

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今回はスミ金を使わず作りたいため、組み合わせる位置を正確にけがくことにしました。
切り口が私が切ると不正確なので、切っていない端面から計ります。

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切り欠き部分にフライパンを乗せて、高さの確認。
「フライパンを買い換えたらどうするの?」って感じですが、そんときはまた作ります(爆)

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箱状に組み立て完了。桐集成材なので桐箱って感じです。

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元々つけていたスライド棚を撤去。

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先ほどの箱を下から1cm浮かせて入れてみたところ、ピッタリ入りました。

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マグカップを乗せるステージを作成、実際に入れてみて確認します。
予定通りカップは6個収納、フライパンもこのまま上に出せます。

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次にアクリルの加工を開始。
無駄にならないように部品取りしたいため、けがくだけで40分経過。

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さらに、細い部材は割れやすいため、慎重に切り出したため切断だけで1時間経過です。

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アクリルを箱状に組み立てて、中央に取っ手をつけています。
会社で使う工具箱の中トレイを見て製作を思いつきました。

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写真ではシャモジを入れていますが、実際には箸とかも入れて、このままテーブルに置いて使っても良いでしょう。

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設計通り、収納場所はここです。なかなか良い感じです。

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スライドレールを用意。今回使用したのは450mmのベアリングタイプです。

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右側は壁に取り付けますが、左は底に固定したいため、専用の直立ブラケットを使います。

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これを箱に仮止めして、寸法の確認を行います。
ステーをつけたほうは1mm高くなります。

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寸法取りしたデータを元に、スライドレールを外して、収納部分に固定していきます。

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底取り付けのほうは、コンパネが薄いため、ボルト・ナットにワッシャーを入れてしっかり固定します。

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箱を固定して、スライド引き出しになりました。
おや?と思った人もいるかと思いますが、マグカップのほうが奥側です。これでないと、フライパンが取り出せないからです。
しかし、写真の通り今回使用したスライドレールは全長引き出しタイプなので奥まで完全に出せますし、片手でスィーッと出せて落ちないので子供にも安全です。

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片手で・・・はいいけど持つところがなく、目一杯の大きさにしたため取っ手をつけるスペースもないので、上を切り欠きました。
これで引き出しやすくはなりましたが、白いし目立つし、ネジの頭が醜くて。。。

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お得意の木目シートでごまかしました(笑)
側面は通常見えないので省略です。

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今度はキッチン上部キャビネットのDIYを計画。
写真は購入時に写したものを拝借していますが、未だこの中は手つかずのままです。

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安価で軽いシナ合板を購入しました。
厚さ4mmですが、カッターナイフで3〜4回同じところを切れば、スパッと綺麗に切れます。

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このシナ合板に、またまた木目シートを貼り付け。

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同じく桐集成材の余り部材にも木目シートを巻き付けます。

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こうして出来上がったのが、こちらの中棚です。
端を先ほどの桐集成材で支え、中央が下がるためミニサイズの棚受けを使っています。
また、落下防止にステンレスパイプ(径10mm)を取り付け、シナ合板の余り(購入時幅300mmを270mmにカットしたため30mmの余り)を 下側にあてがい、パイプ受けとともにネジで接合して全体の強度を上げています。

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皿やらザル、ヤカンなどを収納。
以前はすべて積み重ねていたため、下のを取るときに苦労していました。
これで幾分使いやすくなりそうです。

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再び引き出し収納。洗剤は元々プラスチックケースに入れていたため、このままで使用することにしました。
前側上部に木片を取り付けました。

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今度はトレイの上に突起物のような加工。

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まな板を収納するためのものです。ちょうどこの位置に納まるので、ズレないようにストッパーをつけていたのです。
写真で下方向にはうまくフライパンの縁があるのでズレません。

何度かキャラバン&キャンプに出て、引き出しスライドが飛び出るトラブルに遭いました。
ただ、前のWISPで使っていたスライドと違い、固定されたスライドレールなので飛び出すだけで落ちることはありません。
・・・が、飛び出たままでは、いつ壊れてもおかしくないので、早急に対応を迫られていました。

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前のWISPではゴムバンドで止めていましたが、それはちょっと・・・。
でも、結局こんな原始的な方法になりました。
原始的なほうが案外強い・・・ってこともありますが。。。

このDIYをして、2〜3回出ましたが、飛び出し事件を除いては、やはり便利です。
やはり前のWISPで便利だなと思っていたことは、間違いないのだな、と実感しました。
これからも『使い勝手』を追求してDIYしていきたいと思います。