ステレオグラム〜裸眼立体視〜

戻る 非常に私個人的趣味の世界なので、詳しくは語りません。

物を立体的に見るときに2枚の写真を使用して立体視する方法は、映画館などで左目と右目に種類の違う特殊レンズのついた 眼鏡をかけて見たりしますが、裸眼立体視とは、自分の目だけで2枚の写真を見て頭の中で立体化するというものです。

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裸眼立体視の種類

一般的には平行法というものを用いますが、大きな写真を見るには向いていません。ここでは もう少し大きな画像が扱える交差法を中心に話を進めます。

その前に、この平行法と交差法の違いは詳しいHPがありますので、ご存じない方は、そちらを参考にご覧ください。
マカロニアンモナイトより立体視トレーニング

勝手に始めます(^^;

所詮、こっちが専門ではないので、見えない人は諦めてください(ぉぃ)
元々奥の深いものではあるんですが、最近はデジカメがあるので楽に作成が可能になりました。
作り方は簡単で、カメラのファインダーを左目で覗いて撮り、同じ位置、同じ被写体を右目で覗いて撮ります。
つまり、デジカメを5cm〜7cm横にズラして撮影します。
交差法では左右が逆になるので、左目で撮った物を右に、右目で撮ったものを左に配置します。

下の写真は我が家の台所です。ゴチャゴチャしていますが実はこれがポイントです。裸眼立体視の場合、近くのものと遠くのものが はっきりしているほうがリアルに見えます。うまく立体視できたら、手前のテーブルが奥の時計や流し台より、手前に浮き出したように 見えるはずです。

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どうですか?うまく見えましたか?
先のトレーニングをされた人なら簡単に見えますが、まず目を中央に寄せる(自分の鼻の先を見る感じ)、次にゆっくりと視線を画面に戻す。
このとき2つの画像の間に3つ目がボンヤリ浮かんでいたら、それが標的です。
こんどはゆっくりと中央の画像に焦点を合わせます。このとき目移りしやすいようでしたら 目を少し細めて、時計とか1つの物に集中すると楽にできます。

こういう普通の写真を見るとき、いろいろなところに視点が移りやすく、なかなか見えないかもしれません。
比較的、交差法に慣れている私でもかなり疲れました(ばき)
※裸眼立体視は、かなり目の神経を使います!!!目に疲れを感じたら早めに中止してください。

こっちのほうがわかりやすいかも

わざとらしく、椅子の上にライターをたててみました。
ライターが手前に見えるのは勿論ですが、目が慣れてくると、周りにかかっている服の遠近感も感じられるはずです。

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これを踏まえて、キャンプネタも順次加えていきたいと思います。(^_^)/

一般的な写真で実践!!


では、いよいよ本格的に・・・。
下は実家の庭にあった藤の写真です。比較的見えやすいと思います。うまく見えたら 枝(つる)の伸び具合が手に取るようにわかります。

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続いて、これは実家の庭です。近くにある物、遠くにあるもの、中間あるものが、さして遠くない位置に ある風景を選んでみました。これまでの写真以上に遠近感が感じられると思います。

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変わってこちらは、5/5に、岡山県の牛窓にて、山の上のオリーブ園から撮した入り江の風景です。
こういう広大な風景は左右の目の視点があまり変わらないため、一番わかりづらいです。これで奥行きが感じられたら(慣れれば見えます。私も勿論見えます) 裸眼立体視は完全マスターですね。

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