日曜に出るつもりだったが、いつもの調子で夜になって「出るか?」「出よう!」「ハイ準備〜!」というノリで土曜夜出発となりました。・・・が、これをやると忘れ物が多いんですよね。心配だったのは改造後のバランス、牽いてみてすぐに感じたのは前よりも安定性がよくなったこと、広島I.C〜戸河内I.Cで高速走行も試しましたが、これも全く問題無し。なかなか快調なスタートとなりました。
以前にも来た温井ダム駐車場。停めたのも前と同じ大型車スペースです。雨が強めに降っていました。ここに来る前、大はしゃぎだった大夢は着く10分前に寝てしまって、結局トレーラーに入ると寝てしまいました。
仕方ないので、誠ちゃんと二人だけの食事。場所は改造したてのリアの下部。今夜のレシピは豚カツ、オニギリ、レタス、インスタントみそ汁です。すべて家から持ってきました。
上部ベッドに寝る支度。誠ちゃんは下で寝ると思いきや、「大夢と寝るからフロントでいい」とのこと・・・。今度絶対フロントも改造しちゃる!!
まぁ、大夢もまだ小さいからしょうがないなぁ・・・一人で寝かせてフロントベッドから落ちても困るし・・・。上段に寝ころぶと窓の外は大雨でした。上段に寝たのは失敗で、雨音が顔の真上でバリバリバリ・・・!!と、何度も起きるハメになりました。
朝のうちは雨がやんでいました。前に来たときと違い公園もそろそろ樹木が色づき始めていました。
ダムに濃い霧がかかっていましたが、少しひんやりしていました。
大夢も起きて、朝食です。まだ、少し寝ぼけています。起きたのはいいけど、まだ午前7時です。
出発するにも早いので、少し休憩。大夢はフロントベッドで地図に夢中です。
誠ちゃんは畳の上で寝てしまいました。そんな変なかっこうでよく寝られるなぁ・・・
眠気覚ましは、やっぱ温泉だな。やってきたのは美又温泉です。風の国に行くつもりが狭い道から入ってしまったので行くのを諦めて温泉に入ることにしました。大人¥500、子ども(5歳以上)¥250です。
トレーラーを停めるところがなかったので、ずっと端の空き地に停めました。
山陰に抜けると、まだ昼の12時。キャンプ場はチェックインが15時〜なので、しまねお魚センターに食材を探しに行きました。買った魚介類で七輪焼きができるというので、せっかくですから、にぎり寿司のパックも買ってお昼ご飯です。焼いているのは誠ちゃんのリクエストでホタテ、そのほかエビも焼きました。それでも時間が余ってしまい、防寒着を忘れたことに気づいた誠ちゃんは「浜田YouMeタウン(スーパーイズミ)へバスで行って来るけぇ、ゆっくりしとってね」。
「ほいじゃぁ、大夢と行って来るね〜」・・・『おいおい、ホントに行くのかよ・・・』
駐車場のすぐ後ろがバス停でした。
やがてバスが来て・・・
あらら、ホントに行っちゃった・・・
お言葉に甘えて、トレーラーに入り、ベッドメイキングしたままでしたので40分ほど爆睡。目が覚めるとスッキリしました。しかし、することがない・・・
ベッドを片づけて、フロントも座席化して大掃除。そうこうしているうちに電話が鳴り、「今買い物終わったけぇ、店の前まで迎えに来てね〜」・・・というわけで、出発進行〜!
すぐに合流して、石見海浜公園キャンプ場へ。「ガラ空きですから、どこでもどうぞ〜」と言われ、炊事場に近い場所にしました。
目の前は日本海、波は荒く、海鳴りが凄まじいものでした。
夕食の準備中。とりあえずライスクッカーにてご飯を炊きました。
お昼が少なかったせいか、大夢も「お腹すいた〜」・・・で、キャンデーを食べようとしています。(^_^;
夕食前に、トレーラーを置いたまま、ヘッドだけで温泉へ。やってきたのは有福温泉郷。山間に旅館や日帰り温泉がひしめいています。
ガイドブックによると、昔の湯治場の雰囲気を保っている場所とのこと。無料駐車場(トレーラーでは絶対進入不可)のすぐ後ろに「さつき湯」という公衆浴場があったので入ろうとすると、近くの売店のおばちゃんが、「初めて来たんなら、この上の『御前湯』が広いからいいよ」と教えてくださったので、石段を登っていくことに。
石段を登っていくと、おばちゃんに教えられた『御前湯』の案内板がありました。
斜面にへばりつくように軒を並べる温泉や旅館の並ぶところにありました。
建物は新しいですが、中の雰囲気は昭和初期を思わせるようなレトロなたたずまい、これでもさほど広い浴室ではありませんが、ひっそりとしていて、ゆったりと疲れを癒すことができます。大人¥300、子ども(小学生以上)¥150です。アルカリ性単純温泉で肌がツルツルになり、誠ちゃんも化粧のノリがいいと、お気に入りです。
トレーラーに戻っての夕食です。外は雨が激しく降っていました。今夜のレシピは、お魚センターで買った蛤の酒蒸し、チヂミ、そして納豆(大夢のリクエスト^^;)です。
リアの和室空間は大夢の絶好の遊び場になりました。
大夢と誠ちゃんが寝静まると、私の絶好の酒飲み場です。焼酎と冷水をペットボトルに入れてきたので、ちびちびやりながら物思いにふけりました。以前なら、寝る前に片づけをしないといけませんでしたが、上部ベッドに寝床の用意をしているので安心です。下部空間も遮光カーテンをしているので完全個室になり、明るいままゆったりと過ごすことが出来ます。
昨夜は雨もさほど降らず、ゆっくりと眠れました。朝ご飯を食べて片づけをして、出発準備。そう、軽コロ家はゆっくりとキャンプ場に居座れないのです(暇すぎて?イラだから?)目的のバッテリー充電ができたのでそれだけで満足です。写真は大夢がジャッキ上げをしてくれているところ。
向かいのスペースに宿泊されていた自走車の方々。お仲間のようでした。左隅の人と出発前に話をしました。
ちなみにこの方の自走車はこのキャンカーです。昨夜はターフまで張って、賑やかにされていましたが、朝は片づいていました。私たち『キャンパーもどき』からすれば「流石!」と言うしかありません。
この方が、写真を撮ってくださいました。お互い名前を名乗れず、今日は名刺を持っていなかったのですが、HP持ってるなら検索しますよ、とのことでしたので『軽コロ』で検索してください、と言ったけど、見つけてくれるかなぁ。。。
江津からR261を南下、今回行けなかった風の国の他に、途中に水の国とあったので、立ち寄ってみました。
入館料¥800はチョット・・・。
現代美術館といった感じですが、記念樹を見ると「○○地区防災事業・・・」なんとなく治山事業にこじつけて作った施設のようで、駐車場はガラ空き、リターン客はまず、いないようです。
トイレ休憩だけして出発しました。
こちらは変わって、R261から少しそれたハーブガーデン「香木の森」です。
温泉もあり大人¥600、小学生以上¥300で再入浴も可です。私と大夢は入りましたが、誠ちゃんは今日は身体的都合(病気ではない)により入浴できず・・・
薬草の入った露店風呂があります。
誠ちゃんが温泉に入られなかったので、せめてお昼はいいもん食べよう!ってことで、石見和牛焼き肉定食です。肉は凄く軟らかく、品数も多くて最高です。大夢も大好きな玉子丼を食べてお肉も分けてやると、やわらかいので3切れをペロッと食べ、みんな大満足です(^-^)
ハーブガーデンにつきものの土産&手作りリースなどのお店です。
ハーブガーデン入り口付近。いろいろなハーブが植物園のように並んでいます。
滑り台を見つけると1回は必ず滑ってみないと気が済まない大夢。(^^;
『レモンタイム』というレモンの香りのするハーブの前で「ボクの名前のハーブだ!」と、記念撮影。
バラの温室です。バラの良い香りがしていました。
大夢もわかっているのかどうなのか花に鼻を近づけては「う〜ん。良い香りだ!」とひとつひとつ確認していました。
再びR261に戻り、千代田のこの前も来た道の駅「舞ロード」まで返ってきました。みんなちょっとお疲れ気味。(^_^;;
ようやく広島まで戻ってきて、駐車場に押し込んで、切り離し。
さぁて、家に帰るかぁ!家に帰ったら片づけが・・・洗濯が・・・とブツブツと話しながら、今回の旅は終わりました。まぁ、軽コロ家特有の、観光旅行の延長といった感じでよかったんではないかと思います。