最近のパターンで、土曜に学校の行事が入り、昼からも用事が入って夕方出発も難しくなったため、いっそ風呂入ってから出ようと、19時出発で行き当たりばったりの旅に出ました。
何の目的もなく、家から2時間以内でP泊できる場所・・・と考えて、久々に温井ダム駐車場にきました。
家であらかじめ作ってきた鶏の唐揚げと、おむすび、インスタント味噌汁で夕食です。
当然、私は缶ビールを飲んでいます。
今回実は、寒がりな誠ちゃんと大夢に電気毛布を購入してきていました。
外気温は7℃でしたが、トレーラー内は22℃、それに電気毛布の暖かさで、誠ちゃんと大夢は寝床に入るなりすぐに眠りについてしまいました。
私は焼酎飲みながら散策中。ここはトイレも明るくて綺麗です。(外灯などのライトアップは22時消灯)
このダムは別名、龍姫湖と呼ばれており、龍姫をイメージしたイルミネーションもありました。
意味もなく後ろから・・・。
周囲の消灯時間が近づいてきたので私もトレーラーに戻ることにしました。
先日DIYした常夜灯と従来の常夜灯のコラボ。
天井を見るかぎり賑やかですが、室内はボンヤリする程度です。
翌朝・・・7時半起床。
ダムの堰にも朝靄がかかっています。
今朝は久々にトラメジーノでホットケーキを焼きました。
シロップを買っていなかったので、マーガリンに砂糖をふりかけて。。。
大夢曰く、「砂糖とマーガリンって合うね」
この後、出発・・・となるのがウチの今までのパターンでしたが。。。
今回はレンタサイクルを借りてみました。
大人用1台¥300、子供用1台¥200で2時間です。(延滞料は1時間ごとに¥150増し)
朝の湖畔を走るのも気持ちが良いですね。
ダムにP泊するのに堰には来たことがなかった私たち。
新鮮な感じがします。
下を見て・・・ウヒャー!高いぃぃぃ!!
反対側に管理棟があり、資料館があるらしいので行ってみることにしました。
レンタサイクルの駐輪場があります。
資料館の入口。朝早かったため誰もいませんでした。
エレベーターで3Fに上がります。
資料館は建設中のものやダムの役割などのビデオ上映が主。
9本あるビデオをタッチパネルで選択して見られるようになっています。
変わってこちらは先ほどの駐輪場横にある別のエレベーターから地中深くに下りていく見学通路。
ダム内部に作られた管理用地下道が見学用に開放されているのです。
長〜いエレベーターと、地下道200mで、ダム下流側に出られます。
下から見るとやはりデカイ!!
上に戻り、元の岸に戻ると巨大な岩が二つありました。
夫婦岩と名付けられていますが、甌穴巨石というもので、急流にて水が回転する部分で
岩が削られてできる窪地のことだそうで、ダムができる前はたくさんこのような岩があったのだそうです。
その窪みがこれ。元はかなりの景勝地だったのだろうと思います。
のんびり見学していたら、レンタル時間の2時間が・・・急いで戻らなきゃ!
レンタサイクル返却はギリギリセーフ、香ばしい匂いがするな〜と思っていたら、駐車場の横で、鮎の串焼き販売をしていました。
¥300〜¥600ということでしたので¥500のを3匹買いました。
この横で売られていた神楽饅頭(5個入り¥600)もゲット。
とりあえずトレーラーで、鮎の塩焼きを頬張りました。
さて、ようやく出発してR186を北上、いつも通過する芸北オークガーデンに寄ってみました。
せっかくなので、温泉に入浴。大人¥500ですが露天風呂・サウナなどもありなかなか良いです。
ついでに食事も・・・と予約に名前を入れておいたのですが、40分経っても入れず、「もういいや!」って出発してしまいました。
(結構待つのが苦痛な軽コロ家です。)
しばらくそのままR186を北上。
大佐スキー場にレストランがあったので、こちらに寄りました。
こちらはシーズンではないので、かなり空いていました。
それよりも、サーロインステーキにライス付きで¥950でしたので、3人分を迷わず注文♪
さほど大きなステーキではないですが、肉も柔らかいし味も良くて大満足です。
さて、そのままR186をひた走り、浜田へ。
しまねおさかなセンターに入り、バトウを買い、刺身用におろしてもらいました。
今夜どこで寝るかいな・・・と車を走らせていると、誠ちゃんが「世界こども美術館に行きたい」と急に言い出して、
急遽こっちに。
ここまで2車線で、大型レーンもありますからトレーラーでも難なく入られます。
特別展で、「だまし絵」の展覧があり、福田しげる氏(だったっけ?)の作品が多数ありました。
実は偶然、大夢が「だまし絵」を学校で習ったのか、頻繁にスケッチするようになっていたので、今までになく真剣に見入っていました。
館内は撮影禁止でしたので、上とこの写真は、途中の息抜きでの切り絵の実習コーナーです。
1つ1つ丁寧に見ていくもんだから、アッという間に閉館時間の17時を迎えてしまいました。
まだ、今夜の泊まる場所決まってないんだぞ〜。
R186を戻り、県道41号との交差点にあったコンビニで休憩&お茶などの買い出し。
県道41号といえば・・・風の国の入口に大型駐車場があったハズ、というわけでそちらに向かうことにしました。
風の国入口駐車場に到着。思った通り、ここならP泊できそうです。
大夢は、今日見た「だまし絵」をさっそくスケッチしていました。
私は調理を開始。。。って、家から豚バラブロックを持ってきていて、角煮を作ろうと思っていたのですが、
肝心なショウガとネギを忘れてしまったので、どうしようかしばらく思案していました。
あらかじめ6等分し、トレーラーに載っていた調味料で、バジルとコショウ、それに料理酒を少々入れます。
このまま圧力鍋で20分下茹でします。
左奥の鍋はバトウのアラ(刺身用におろした残り)で吸い物を作っています。
豚のゆで汁から上澄みの脂やバジルを取り除き、ゆで汁を半分にして、インスタントの卵スープの素(3人前)を加えます。
さらにこの状態で圧力鍋で引き続き15分煮込みます。
一見、真面目に調理してそうですが、コンビニで買ったキムチをつまみに既にビールを飲んでいたりします。
さて実は今回、出発前におかやんさんがブログに載せられていた、バッテリー電圧と内外気温が表示できる時計を
私も先日ゲットしていたためつけていました。
昨日昼間出発前に最大電流で電気毛布の試験をしたのと、さらに昨晩使ったことと今日が曇り空で、ほとんどソーラーで充電されなかったため、電圧が11Vを割り込んでしまいました。
まぁ、ウチは普段照明だけですし、今夜は温かくて毛布は使わずに済みそうですから、「こんなもん」と楽観視してたりします。
というわけで食事。今夜はバトウの刺身、豚バラの洋風煮込み、バトウの吸い物、コンビニで買ったサラダです。
肝心の豚バラですが、身も柔らかくて味も染みてかなりグッドでした。インスタントスープの味も良いので、こういった横着料理も良いかもしれませんね。
焼酎片手に夜の散策。ライトアップが綺麗です。
駐車場全景。こちらは大型車ばかり7レーンあります。
左端のトラックはエンジン停止していましたが、明け方出発していきました。
道路のほうからは木立があるので、ちょっと隠れた感じになります。
翌朝。。。上の写真と同じ方向より撮影。
昨日好評でしたので今朝もホットケーキを焼きました。
ついでに、昨日買った神楽饅頭もトラメジーノで再加熱。
アンコたっぷりの鯛焼きみたいな感じです。
昨日はホットケーキには砂糖でしたが、今日はコンビニで買ったハチミツをかけました。
風の国に入り、前に来た森の館で駐車。
¥300の温泉があったっけ・・・と思ったのですが定休日。。。
さらにガラスの張り紙には「ボイラー故障のため来年3月まで閉館します」とのこと。
たまにはいつもと違う道を・・・と、県道7号を走っていると、道が狭くなったりしてヒヤヒヤでした。
とはいえ、離合できないほどではありません。最近ヒヤヒヤしながらも道が狭くなっても引き返さなくなったのは、神経が図太くなったのかもしれません。
写真は広くなったところで休憩中(後方狭いのがわかりますか?)
ズンズン走っていると、前のトレーラーで最初頃来た「香木の森」に出ました。
以前のレポでは「これ以上トレーラーでは進まないほうが良い」と書いていましたのに、いい加減なものです。
せっかく来たので温泉霧の湯に入浴です。大人¥600、子供¥300ですが、ハーブ湯・薬草湯などの露天風呂のほかサウナもあり、お勧めです。
風呂に入った後は食事です。最近、昼は外食で済ませることが多くなりました。
誠ちゃんと大夢は豚カツ丼。少しピリ辛だったのですが肉が厚く、ピリ辛苦手なはずの二人とも珍しく完食でした。
辛いもの好きの私は豚キムチ丼。こちらは結構辛いです。
ここのレストラン(温泉横)は豚肉料理がお勧めなんだそうです(入口に書いてありました)
香木の森は以前観光していたので、食事の後はすぐに出発。
「いこいの村しまね」の標識につられて車を走らせましたが、ちょっと寂れた感じ。
ゴーカートがあるっていうパンフレットを香木の森で見つけてきたんですが、だ〜れもいません(爆)
ちょっとブームが過ぎ去った感じで格納庫のシャッターも錆び付いていました。
それでも「ここにも温泉があるらしい」と、誠ちゃんと大夢が中へ偵察に。。。
内湯とサウナで大人¥400、レストランで¥1000以上食べると1人分は入浴無料になるのだそうです。
香木の森から、いこいの村までの広域農道は二車線でのんびり走りやすく、そのまま広域農道を走っているうちにR261に出ました。
R261を北上、道の駅「瑞穂」の手前1kmくらいのところに、ハンザケ自然館という施設があったので寄ってみました。
入場料は大人¥300、子供¥100です。
入場券はそのまま本のしおりとして使えるようになっています。
ハンザケとはオオサンショウウオのことです。
生きた化石・・・ということで、展示紹介されています。
・・・が、「オオサンショウウオを体感しよう」って何じゃ?
コスプレかい!(笑)
見学者はこのとき、ウチらだけでした。
もちろん、体長1mを越える本物のオオサンショウウオの水槽もあります。
R261を南下。広島県に入り、北広島町の道の駅「舞ロード」で休憩。
ここでいつものように荷物をヘッドに移し替えました。
広島着16:30。久々に明るい間に帰り着きました。
今回は走行距離としてはほとんど走っておらず、また急ぐ旅でもなかったため
ほとんど定速運転だったためか、燃費がもの凄く良くて、途中給油もないばかりか
3分の2くらいしか消費せずでした。
いつもなら帰宅してから、「あ〜よく走った」とか「あ〜疲れた」と思うのに
「あ〜のんびり観光した」という声が家族からも出、良い旅になったと思います。