前回プチ出動した島根に入ってすぐの温泉に行きました。平成の大合併で飯南町になっていました。
三次まで雪はなかったのですが、道の駅「布野」に着くと急に積雪が増していました。
ここでトイレ休憩と飲み物（ジュースなど）の買い出し。
島根県に入り、頓原を過ぎて前にも来た「満壽の湯」にやってきました。
豪雪地帯なので、入られなかったらあきらめようと思っていたのですが、道中の道路は除雪されていて難なく来られましたが、周囲の積雪は１ｍほどです。
前に停めた砂利の駐車場は一面深い雪に覆われていました。
早速入浴（大人\300、小学生\250、小学生未満無料）しました。ここの駐車場に泊まりたいというと、「どうぞどうぞ」とのこと。食事もできますが用意していたので、持ち帰り可能とのことで鶏の唐揚げとポテトフライを注文したのでした。
トレーラーに戻ると大夢はリアのテーブルでひとりでトランプの神経衰弱・・・。
というのも、私は食事の支度、誠ちゃんも野菜を切っていたからでした。
誠ちゃんの手が空いたので、フロントの布団を片づけて、二人で神経衰弱。
実は食事を作りながら私も珍しくババ抜きに参戦していたのですが（結果は惨敗）、手が放せなくなってきたので誠ちゃんと二人で７並べを始めていました。
その間にテーブルセット。生ハムを切って皿を並べたところです。
鮭の切り身と椎茸やタマネギを持ってきていたので、いつものようにホイル焼きにしようかと思いましたが、今夜は寒いのとバターも持ってきていたので「石狩鍋」にしました。
食事の用意が整い、かんぱ〜い！
今夜のレシピは、ここの食堂で買った鶏の唐揚げとポテトフライ（味はしっかりしていたので、たぶん食堂の料理はおいしいのだと思います。今度はそこで食事するつもりです）
、生ハムスライスと、石狩鍋です。
食事が終わって、まだ時間も早かったので片づけ。外は雪がちらついていて、かなり寒かったのですが、ヒーターの余熱で沸かせる温水器のおかげで、熱いくらいの湯が使え、快適に洗い物ができました。
片づけも終わり、寝間着に着替えてみんな思い思いのスタイルでのんびり。誠ちゃんと大夢は寝そべりながら、ひらがなの勉強（？）を始めました。
煙草を吸いに外に出たら、ちょうど最後の従業員の方が「今夜は寒くなりますよ〜、暖かくしておやすみくださいね〜」と帰られました。人間的に凄く良い印象の温泉です。
２２時になり、私たちも眠ることにしました。
朝は７時半に起床。湯を沸かして、コーヒーを入れていたら太陽が昇りました。
雲ひとつない天気！眩しい朝日です。昨夜はあまり積雪はなかったようですが、それでもまだ駐車場はツルツルに凍結しています。でもこの天候ならすぐに溶けてくれそうです。
トレーラーの中は暖房が効いているので暖かく、そのせいで大夢は目が覚めてもなかなか着替えてくれません。
いつものごとく、トラメジーノでホットケーキを焼きました。
午前９時、やっとみんな着替えが終わり朝食。朝日が射し込み、雪に反射して眩しい中、こうしてゆったり朝食がとれるのも旅に出た甲斐があります。
食事が終わると、まだ外に出たがらない大夢を誘い、誠ちゃんが雪だるまを作り始めました。
１体作って、終わりかな〜と思ったら、大夢のほうがハマってしまい、「もっと大きいの作ろう！」と、再び雪玉を転がし始めました。大夢のようなインドア派でも、やはり子供は風の子なんでしょうか。
サンサンと降り注ぐ暖かな日差しで、道路の凍結は一気に溶け、出発することにしたのでした。
しかし、今回はそんなに遠出する気はなく、満壽の湯から２０分走って、これまた前にも来た、加田の湯。
駐車場を除雪した雪がトレーラーよりも高い山になっていました。そのすぐ横に駐車。
こちらも\300ですが、茶褐色に濁った湯です。ただ、こちらはサウナもあり洗い場も多くこちらはこちらで良い面もあります。
ただ、雑誌等で紹介されているとのことで、客は多いです。
正面奥の左が座敷の食堂になっています。
ケチったわけではないですが、家から持ってきたおむすびがあったのと、ラーメンもあったのでトレーラーで昼食。
食事が終わると大夢はリア上段の自分の部屋（？）に移動。やはり今度のラダーは前より格段に昇りやすく降りやすくなったようです。
誠ちゃんもテーブルで新聞を読んだり、ウトウトしたり・・・私はフロントで小一時間昼寝しました。
温泉好きの私ら一家にとっては何にも勝る休憩室です。
広島県内に戻り、安芸高田市に入った頃、休憩したくなって土師ダムの駐車場に。
誠ちゃんと大夢は正面のスポーツランドのサイクルレールに行きたいと行って歩いていき、私は１０分ほど仮眠。
結局サイクルレールは３月２０日まで休止とのことで、ここで３０分休憩しただけで出発しました。
広島には１５時着。早い帰宅で、しかし２日とも温泉入浴（しかも安価！）それなりに充実した旅でした。