出動File No.70 〜家族キャンプ 島根鳥取周遊〜

前日、あまり出る気のない誠ちゃんに道の駅スタンプラリーの話をもちかけて「出よう出よう」と誘っていましたら、当日、大夢が起きてきて開口一番 『連休のね〜日記書きたいし、トレーラーでどっか行こうよ〜』と言い出して、晴れて(5雨降ってたけど)昼頃出発となりました。

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連結準備中。左奥がMPVです。
最近滅多に出ないので、駐車場のウチのトレーラーのところだけ草がボーボーです。

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R54を北上してキャンピングカー広島を過ぎてすぐのコンビニに駐車。
ここで飲み物の買い出しと軽い昼ご飯です。
今回は久しぶりの2泊3日になるので最近にない『行き当たりばったり』の旅を目指します。

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三次から農免道で庄原へ。庄原からはR183で県北に。
比婆山を過ぎたあたりのPで休憩。ここはトイレがあるのでよく利用します。

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R314で三井野原高原に出、道の駅「おろちループ」
紅葉狩りなどのシーズンでもないし雨でしたので駐車場はガラガラでした。

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「橋のほうを見てくる」と、大夢が一人歩いて行きました。

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入口で舞茸を油炒めして実演販売していました。食べてみると、けっこう旨いので 今夜のおかずに一株買いました。

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さて、どこか観光したいという誠ちゃんが、出雲横田の伝統産業会館にある『雲州そろばん』を見学したいと言い出して、 しばらく横田の街の中をグルグル回ってようやく見つけました。 判ってしまえば簡単なのですがJR出雲横田のすぐ隣にあります。駅前ロータリーの駐車場に入れました。

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こちらが駅舎。神社のような造りです。

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その駅の左手にあるのが雲州そろばん伝統産業会館です。
16時30分閉館とあり、5分過ぎていましたのでダメかな〜と思ったら、 あっさり「いいですよ〜」と入れてもらえました。

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内部は撮影禁止でしたので入口のここまで。
403桁のとてつもなく長いそろばんや世界のそろばん等が展示されています。
また、そろばん製作の過程などが説明されています。今では算術器というより伝統工芸品となっているらしく、 職人技ともいえる出来映えに見入ってしまいました。

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せっかくなので駅舎のほうも見学(笑)。誠ちゃんも満足したようです。

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横田に来たので亀嵩温泉へ。前にも何度か来ている玉峰山荘です。
しまねカード提示で人数分のタオルがもらえます。

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さて、玉峰山荘を下りてすぐのところに以前から酒蔵奧出雲交流館というのが以前からあったんですが、ここが道の駅に変わっていました。

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トレーラーを停めると、中から店の人が3人ほど出てきたので、「P泊は無理かも・・・」と思いましたが、店に入って買い物しながら「今夜ここの駐車場で泊まってもいいですか?」と聞いたら 「全然いいですよ〜」とのこと。
どうやら、トレーラーで来たのが珍しかったようです。

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今夜のおかず第二弾!こちらの道の駅で買った「奧出雲生そば」です。
ざるそばで食べるらしく、つゆもついています(4人前\700)

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泊まれると判ったら食事を作りながら、まず一杯。風呂上がりは旨いっす!
翌日判ったのですが酒蔵とあって仁多米の吟醸酒が蔵元直販されていて、おいしい日本酒が売られています。 ここで買って晩酌・・・というのも良いでしょう(次回は絶対!!)

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土曜の夜7時となると普段ならテレビばかり見ている大夢ですが、「山ン中じゃけぇ写らんじゃろー」と言って本人はクロスワードに夢中です。
やはり旅に出ると家と違った時間が流れます。

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私はそばゆで中。結構水を使うのでP泊での麺ゆでは初めてです。

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コーヒー??いえいえ実はせっかくなので、ゆで汁でそば湯にしてみました。
だしの素と醤油を少し入れましたが、なかなか良いです。

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今夜の食事です。奥出雲そば、じゃがバター、舞茸と豚肉の炒め物です。

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お腹が空いていたので、みんなバクバク食べて約10分で食事終了〜(爆)
あとは私が焼酎をチビチビやってます。

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大夢は日記を執筆中。普段なら言われるまでやらないのに、やはり「言いだしっぺ」の責任は感じているようです。

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夜もだんだん更けてきました。(ってまだ21時)
寒くなってきたので今夜はもう就寝です。

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翌朝・・・快晴!ここの道の駅はスタートが早く、8時に開店します。
今日は餅つきイベントがあるみたいです。

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とりあえず朝食。今朝は普通にトーストです。
大夢を写そうとしたら、ヌボーッと誠ちゃんが・・・写る気なら表情作ってくれればいいのに。。。
でも、こういうときは機嫌の良いときなので何も言いません。

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出発準備中。ジャッキの上げ下ろしは今でも大夢の仕事です。

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先ほども書きましたが、酒蔵とあって、蔵元直販がメインです。

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お土産に日本酒を・・・と探していたら「試飲できますよ〜」だって。
私は運転があるので誠ちゃんが試飲。なんだかんだで2杯飲んでました(チッキショー)

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さて出発しようと、車のメーターに目をやると走行距離(下側のほう)が777.7km!!
偶然でしたが、なんか良いことありそう。

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時間が早かったので昨日のおろちループのほうに戻り、やってきたのは「おろち水」

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JR木次線のスイッチバックの駅、出雲坂根駅前にも水汲み場がありますが、そこより200mほど下にあります。

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昨夜、そばゆでと水洗いで水がほとんどなくなっていましたので、給水目的です。

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気持箱というのがあり、水汲みポンプや冬場のヒーターの電気代として100円以上寄付してくださいとありました。
2缶分水をもらったので200円入れました。道の駅なんかでも、あっさり『ポリタンク1缶水汲み100円』とかで販売してもらえると、 盗水だとかキャンピングカーはマナーが悪いなんて言われずに済むし、汲むほうも気兼ねがなくて良いと思うのですが・・・。

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ガソリンが減っていたのですが、横田は170円/LでしたのでR54に戻りました。雲南では163円/L、やはり安いです。
写真は道の駅「さくらの里きすき」。左手の小屋は野菜の産直市でしたが、『焼きサバ寿司』というのが人気があるようで、誠ちゃんがすかさず3個買っていました。
(1人前パック\400)

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ずっと前にも紹介しましたが、鉄道忘れ物傘の格安販売は今でも健在です。今回は大夢の傘がボロボロでしたので新調しました。
ここはローソンが入っているので、クーラーボックスに入れる氷もゲットです。

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宍道湖北側でも行ってみるか〜と、出雲空港近くを走行中。
一面に広がるひまわり畑がありました。

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さて、R431に入ってすぐ『ゴビウス』という案内標識があったので何だろう?とやってきました。
宍道湖自然館となっていて、ちょっと観光できそうです。駐車場が広いので端のほうに停めて、先に昼食をとることにしました。

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さくらの里きすきで買った「焼きサバ寿司」です。
ちらし寿司ですが、焼き鯖の身がたくさん混ぜ込んであり、かなり美味です。

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昼食を済ませて、ゴビウス入口へ。(ピンボケすみません)
自然館は有料ですが、しまねカード提示で大人\500が\400に、子供\200が\160になります。

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入ってビックリ、大きな水槽が現れます。

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汽水と呼ばれる宍道湖と中海がもたらす、海水と淡水の入り交じったところに豊富な生態系ができることを扱った水族館のような施設です。
こちらはハゼ。ゴビウスとはハゼ科を表す意味だそうです。

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こんなヘルメット水槽もあり、身近で見ることができます。

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外からは想像もつかないほど館内は広く、全部見て回って1時間くらいかかりました。

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外に出て・・・コラコラ何しとるん?
隣にあるカメの真似だそうです(恥)

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ビオトープ兼用の小川も作られていて、自然観察もできます。

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ゴビウスを後にして、R431を東へ。道の駅「秋鹿なぎさ公園」で休憩&情報収集です。
行き当たりばったりの旅では、走り回るだけで終わってしまうことが多いため、道の駅に寄って地域の観光名所などの情報を集めると充実した旅になります。

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美保関にメテオプラザという隕石の展示があるらしく、やってきました。

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来る途中一部狭かったりしますが、駐車場も少なくて、端のほうにマイクロバスとトラックが入っていたのでその間になんとかかんとか・・・。

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1階は隠岐の島行きフェリーのターミナルになっています。
一番上が展示室になっています。

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入ると見学者はウチだけでした。スクリーンの上映説明があり、このスクリーンの裏手に隕石の展示があったのですが「これだけ?」という拍子抜けで写真撮るの忘れてしまいました。
1992年12月10日、美保関の松本さん宅に重さ6.4kgの隕石が落下したんだそうです。

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境港に入り、前にも来た夢みなと温泉です。
誠ちゃんがいつもの癖で、しまねカードを提示すると、「ハァ?」という反応。
それもそのはず、ここは鳥取県です(笑)

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以前、弓ヶ浜でのオフのとき来た、大型ショッピングセンター「Plant5」です。
弓ヶ浜に泊まるかどうするか悩んだのですが、切り離すのも面倒なんでそのまま入りました。 駐車場が広いので、端のほうなら大丈夫です。
こちらで夕食の惣菜や飲み物を買い込みました。

・・・で弓ヶ浜に行ってみたんですが、「占用禁止」とかの立て札があって、泊まっていいのやら悪いのやら・・・結局、小心者の私はよそに行くことにしたのでした。

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R9まで戻って、日も暮れ始め、どうしよう・・・どこで泊まろうか・・・と、何も考えずR9を東へ走り淀江町に入ったところで風力発電施設が並んでいて、ここがパーキングエリアになっていました。

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夜は大型車が多いかもしれんなぁ・・・でも、疲れたしなぁ。。。日も暮れていくなぁ。。。
どうやら家族もくたびれていたので、今夜はここでP泊決定となりました。

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泊まると決まると誠ちゃんと大夢の二人はさっさと寝間着に着替えてしまいました。
今夜のおかずは出来合のものばかり。
はまちとサーモンの刺身、海鮮サラダ、蟹ちらし寿司です。

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蟹ちらし寿司は、誠ちゃんの希望から。これまた結構旨い♪
やはり旅先での美味しい物選びは誠ちゃんが上手です。

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おぉ!今夜も大夢が自ら率先して日記を執筆(超珍ラ〜)

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今夜は中秋の名月。団子買っとけばよかったな〜。とか言いつつ20時には全員就寝となりました。


翌朝。。。大型車は明け方4時くらいに増えましたが、隣に来たわけではないので排ガス地獄にはならずに済み、早く寝たので寝不足にもならなかったようです。

しばらくピンボケなパノラマをお楽しみください。

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今朝の朝食はトーストと目玉焼き。P泊ではこういうのが楽でいいですね。

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出発準備OK!・・・で、どうするの?帰るの?
まぁ、走りながら寄れそうなところがあったら寄ろうということでR9を西に戻ることにしました。

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山陰道大山淀江I.Cのの山手に何やら茅葺きが・・・。
周りの案内標識に従って来ると「むきばんだ」とありました。

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漢字で書くと『妻木晩田』。弥生時代の遺跡だそうです。
ここでは発掘現場と出土品、復元家屋の展示があります(入場無料)

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こちらは掘立柱建物復元模型。高床式倉庫です。

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当時の建て方の模型やナレーションでの説明があります。

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こちらは竪穴式住居(土かぶせ)建物模型。

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ちなみにこういうのは誠ちゃんの趣味です。
これまでにも何度か山陰に来たときに、こういった遺跡や史跡を訪れています。

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さ〜て出るか・・・と思っていたら誠ちゃんが「あんねー、右のほうに歩いて行ったら、実際に復元した住居とかがあるんじゃてー」
えっ?歩くの??

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まぁ曇りだし、そんなに暑くもないしいいか・・・。

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こちらは、石を4隅に引っぱった四角形のように並べた古墳だそうです。
この写真にしても上の写真にしても、なんか広くてどことなく丘になってて、まるでゴルフ場みたい・・・と思っていたら、それもそのはず、 1995年にゴルフ場開発をしていて偶然発見され1999年に国の史跡指定を受けて現在の公園になったのだそうです。

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しばらく歩くと眼下に景色が広がってきました。いい眺め!

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竪穴式住居も復元されています。中は立ち入り禁止ですが、入口から内部を覗くことはできます。

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先ほど模型にもあった掘立柱建物です。

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さて、トレーラーに戻り、山を下りてすぐのところに『古代の丘公園』とあったので、こっちにも駐車しました。

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こちらは古墳や植物園などがあり有料とのこと。

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ゆめ温泉とあったので、それなら温泉でも・・・と思いましたが大人\700で割引は特にないとのことで、しばらく走ることにしました。

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島根県に戻り、安来市に入ったところで誠ちゃんが「足立美術館に行ってみたい」とのことで、県道180号を南下。
入口に「どじょうすくい」の演芸館があります。

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観光名所だから駐車するところが少ないだろうと、ガラガラの第二駐車場に停めたのですが、第一駐車場も広くてかなり歩きました。

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・・・で、入園料を見ると大人¥2,200!!流石は名所。
大夢と3人で入ったら、¥5,000だな。。。
誠ちゃんもさすがに、「やめとこう」と諦めてしまいました。今日が初日なら、せっかく来たんだし・・・となったかもしれませんが、 旅も三日目となると節約心も入ります。
ちなみに、しまねカード提示で1割引になるそうです。
以前この近くに来たことがあるのですが雲南方面は確か道が狭かったので、一旦R9に戻ることにしました。

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松江を過ぎて、今度は玉造温泉。ここも何度か素通りした温泉なのですが、今回立ち寄ってみました。
私は幼い頃何度か来たことがありましたが、狭かったイメージが強く、トレーラーでの進入を敬遠していたのです。
温泉街は確かに狭いのですが温泉街を避ける山手の道の途中に、勾玉資料館の駐車場があります。

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とりあえずトレーラーを駐車。だんだん止め方が図々しくなってます。

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二つ上の写真の駐車場入口の反対側から散策道が温泉街に向かって下りています。

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この案内を目印に散策道を歩いていきます。

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しばらく行くと半球のお椀のような建物が見えてきます。これが「玉造温泉ゆ〜ゆ」です。

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裏口だからなんですが、どことなく要塞の入口のようにも見えます。

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中に入るとここは5Fで、温泉の受付があります。
しまねカードを見せましたが「何でしょうか?」とのこと。
ここくらい有名な温泉郷になると提携していないようで、結局大人\600、子供\300です。

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風呂上がり、階下に下りてみましたが、もう14時を回っていてランチバイキング等は終わっていました。
帰りのこともあるので、もう少し昼食を後にして、掛合あたりで食事することにしました。

トレーラーで玉造にくるなら・・・ここくらいですが、あまりお安くないですし、上の駐車場まで戻るのも結構大変で、あまりお勧めではありません。

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雲南に戻り、またガソリン給油。誠ちゃんが昨日「そういえば・・・」とカバンの中をゴソゴソ探して、以前、加茂岩倉のガソリンスタンドでプリペイドカードを買ったけど3000円しか使わなくて残り2000円残ってるのを忘れていたのを思い出したらしく、 そこに行ってみるとちゃんと使えました。
現金3000円をプラスして5000円分を給油です。

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R54を南下して道の駅「掛合の里」。ここのレストランは定食が揃っていたのを思い出したからです。

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最後なのでちょっと奮発して八重滝定食\1,150です。

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一見大人向けな食材ですが、刺身も野菜も大好きな大夢は私たちと同じにしました。もちろん完食です。

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今回の旅もいよいよ終盤。最後に寄ったのは道の駅「ゆめらんど布野」でトイレ休憩。

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ここでトレーラー内の積荷を整理してヘッドのほうに移し替えます。
本当はトレーラーの安定走行のためにも荷物は積みっぱなしにしないほうが良いのですが、我が家はP泊中心というスタイル上、いつも最後に積み替えています。

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ヘッドに荷物を移し、後は帰るだけです。

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お約束。。。でも、広島に着いたらもう暗くなっていました。
最後の締めは大夢のジャッキ降ろし。今回の旅も無事終わりました。


今回で軽コロ家70回目の旅となり、節目の旅にふさわしい盛りだくさんの旅となりました。 久しぶりの旅らしい内容で、DIYネタもいろいろ思いつくものもあって、またそっち方面でも盛り返していきたいと思います。

最後に。。。帰宅した大夢がまた日記を書いていたので、昨日の続きを見せてもらいました。
「・・・そして、次の日15日は広島に帰りました。おわり」
なんぢゃこりゃぁぁぁ!家帰った日は書かんのかい!!(怒)