週末大荒れと聞いていたのですが、久々に斐川の湯に行きたくなり、金曜夜出発でR54を北上しました。
出るのが遅くなり、トレーラーを連結したときは既に21時半、三次を過ぎて、以前泊まったことのある道の駅「布野」に着いたところです。
ところが、金曜のせいか、トラックが多く、ひとつだけ空いていたレーンも両側はエンジンをかけたトラックがいて、とても眠れそうにありませんでした。
しかたなく、外で煙草を吸って眠気覚ましです。既にカミさんと大夢は車の座席で熟睡状態でした。
赤名峠を越えて島根県に入りましたが、道の駅「赤名高原」はこのときの気温が1度。ちょっと寒すぎるのでもうしばらく走り、道の駅「頓原」にやってきました。
この駐車場は道の駅と道路を挟んで反対側にある大型車用です。他の車もいないし、今夜はここに泊まることにしました。
道の駅とは離れているとはいえ、こんなステキなトイレもあります。
早速用を足そうとすると入り口の鍵がかかっていて入れない。何故だろうと思っていると写真のとおりの張り紙が(笑)
諦めて、トレーラーのトイレを使うことにしました。
朝起きると辺り一面雪景色!いや〜天気予報はよく当たりますなぁ。
トレーラーのトイレに入って、またびっくり!昨夜カミさんがトイレに入ったあと、電気(白熱灯)を消し忘れている(泣)バッテリーはまだ0ではないけど、かなり減っていました。
ちなみに道路を挟んで向かい側の道の駅はこんな感じ。まだ入ったことはありませんが、ここにも温泉があります。
今朝は何故かみんな寝覚めがいい。(^^;パンを焼いて朝食です(このときまだ7時半)
日本海側に出ると、雪は積もっていませんでした。久々に来た斐川の湯。露天風呂は広いけど、内湯の種類が少ないのと、最近は津和野の道の駅「なごみの里」の設備に慣れてしまったせいか、
少し洗い場が狭く感じました。結局、津和野に向けてのんびり走って行くことに。
ここは前にも来た道の駅「キララ多岐」。ちょうど昼だったのと、外は猛烈な風と雪でしたので、トイレに行った後トレーラーに戻るのも困難で、レストランで食事。
食事を終えた頃、雪はやみましたが、風がすごくて日本海は大荒れでした。
途中、出雲市〜太田あたりは、道路も積雪があるほどの大雪で常時50km/h走行。浜田まで来ると雪もなく少し晴れていました。写真は道の駅「ゆうひパーク浜田」
そして、益田を過ぎて、前回も立ち寄った道の駅「シルクウェイ日原」。今回は走り詰めの道の駅ばかりで、またもや観光すら忘れています。
道の駅内の端に「シルク染め織り館」という建物があったので入ってみることにしました。
パタコンパタコンと、中で何人かの女性(大学生か専門学校生??)が絹を織っていました。廊下から眺めていると「中へどうぞ〜」と言われ、拝見させてもらうことに。
初めて間近で見る絹織り。大夢も興味津々です。
ここは染め物もしているので、カラフルな色合いの絹糸がいくつもありました。
道の駅内をブラついていると、2Fで「ととあわせ原画展」をしていました。
魚偏に魚と書いて『とと』という(私のPCでは出てこない)ものですが、『ととあわせ』とは島根地方でなじみ深い32種類の魚介類を魚偏漢字と色とりどりの千代紙や色紙を使い、切り紙で作った合わせカルタのこと、だそうです。
カルタを見ているだけでも、なかなか風情のあるものです。これは合わせカルタの見本。道の駅売店でも販売されています。
例えば鰻ならこんな感じです。
カルタ自体は印刷されたものですが、その原画となっているのがこちら。写真は鯵(アジ)ですが、このように千代紙・色紙でひとつひとつ切り絵で作られています。合わせカルタ32種類の魚の原画が展示されていて、工芸美術展といった感じです。
こんな、シャレのきいたポストカードも販売されています。(写真は「ひさしブリだね」)私たちは合わせカルタのほうを買いました。
ちなみにこの「ととあわせ原画展」は5月19日までやっているそうです。ちょっとした観光になりました。
そんなわけで16時頃、おなじみの津和野の道の駅「なごみの里」に到着。前方に見えるアドリアは確か、2月の連休にここでお会いした人だと思います。
設営して、ヒーターをつけたら、5分しないうちに消えてしまい、もしや・・・と思ったら、プロパンガスの5kgボンベが空に!アルミの8kgボンベはわずかに残っているだけ・・・。
8kgボンベの残りは夜中の暖房に残すことにして、仕方がないのでガソリンランタンを点けることに。
ずっとトレーラーには積んでいたけど、まさかこんなところで使うことになろうとは・・・。
しかし、バッテリーも弱っているので、明かりも暖もとれるし、一石二鳥かも。
カセットコンロも積んでいてヨカッタ!早速飯炊きです。ご飯が炊けたところで温泉に入りました。
風呂から上がって、こんどはチヂミを焼いているところ。日原で買ったニラを大量に入れました。
お腹をすかした大夢が待てないようなので、一枚目が焼けたくらいから夕食。なんとなく食卓が寂しいですが、砂肝のレモン汁炒めなども加え、まぁまぁの食事となりました。
温泉に入ってポカポカ、食事をしてさらにポカポカ。ランタンのおかげて快適に過ごせます。(危険なので光量は少し下げています)
ちなみに左奥の明かり、上の写真の真上の蛍光灯は乾電池回路です。以前の改造で万一のときは乾電池でも・・・と2WAYにしていたので助かりました。
よ〜し、寝る前にもう一度あったまろう!!と、今日は3人とも再入浴です。前に聞いた通り、その日の再入浴はタオル持参なら無料です。
昨夜0時頃、FFヒーターをいれたら、なんとかプロパンガスは朝6時半までもってくれました。布団から出るのも寒いので、9時くらいまで寝床でごそごそしていたら、雪が降り始めてしまい、あっという間に真っ白です。
10時に温泉は開くので、それまでに朝食をとり、いつでも出発できるように片づけて、雪が降るので建物近くへ移動しました。
温泉に入る前はガラ空きだったので普通車レーンに入ったのですが、風呂から上がると車がいっぱい!
ご迷惑をおかけしました。(^^ゞ
日原から六日市を抜けて、こちらも前に来た道の駅「ピュアラインにしき」でトイレ休憩。
ちょっと道の駅内を散歩していると、その一角から、別の駐車場への入り口が!
しかもそのグラウンドのような駐車場の端までくると、河原に下りる道があり、心地よい清流がありました。
上の写真から、道の駅を振り返った状態。すごく広くて静かそうです。
早速、みんなとトレーラーを移動(笑)ここならトラックも来そうにないし、ゆっくり寝られそう!と、ターゲットのひとつになりました。
だんだんマンネリ化しつつも、準備が悪いとこんなに苦労するものかと、改めて反省です。でも、それなりに楽しめた・・・とも思いますけどね(?)