いつもいく満壽の湯へ食材を持たず、入浴と食事の目的で、完全な観光旅行に行ってきました。
14日昼前に出ました。今回は高速は使わずのんびり行くことにしました。
実際、燃費も高速より下道のほうが断然良いです。写真は道の駅『ゆめらんど布野』
揚げたて天ぷら(魚天)があったから買ってきた!と誠ちゃんが言うので、トレーラーでお茶を飲みながら食べてます。
今回は満壽の湯だけしか決めていなかったので、近くの「ふれあいの森」に来てみました。
ところが休園中。
ガックシ(-_-;)
あまりにも時間が早いので周辺の県道を走ってみることにしました。
3桁県道の325号を佐田方面へ。
佐田に「ゆかり館」という別の温泉もあり、今度は県道39号へ。
県道とは思えないほど、広い道が続きます。八岐大蛇(やまたのおろち)にちなんでか、
この道は「ドラゴンロード」という名称がついています。
R54に出ると、道の駅「掛合の里」のすぐ近くでした。以前は、県道と聞いただけで「狭そう」という気がして入らなかったのですが
これでもう安心です。
早速いつもの公園へ。。。飽きないねぇ。
ポロロンと心地よい音色が響いていたので何かと思ったら、水琴窟が作られていました。
実際には手洗い場のようになっています。竹の筒でも聞けますが、マイクが仕込まれていて、場内のスピーカーで鳴っています。
時間もつぶれたので、満壽の湯に入場。今回は下の土の駐車場に停めました。
このとき17時。車が多いので中の様子を見に行ってもらいました。
案の定、温泉も食堂も満杯状態。19時くらいには空きますよとのことで、しばらくトレーラーで休むことにしました。
大夢は持ってきていた自転車を乗り回しています。
一応、ここの責任者の方(後ろ向きの白髪の方)に今夜泊まって良いかどうか尋ねました。
いいですよ〜、ただ、最近空き巣などの不審者が多いので、一応3人家族の方がウチの駐車場に泊まられることを、近くの駐在所に連絡しておきますから。。。とのこと。
道の駅ではないので私は毎回聞くようにしているのですが、やはり聞いておいてよかった。基本ですね。
自転車に飽きたら、今度は車内でオセロ。
またオセロ?とカメラを向けたら、「いけんの?」とカミさんにガンをとばされました(汗)
さっき一応泊まることを聞いたのは、実は缶ビールを飲みたかったから(爆)
だって、後から移動させないといけないことになったら・・・と思うと飲めませんからね。
日が暮れてくるとだんだん冷えてきました。大夢が気持ち良〜と布団に入っています。
明日の観光の作戦会議(笑)
どうせなら乙立町の立久恵峡にも行ってみたい・・・石見和牛も食べたい・・・朝飯抜きで良いもん食うか?そんな計画をしていました(爆)
さて、日もすっかり暮れ19時くらいに建物のほうに移動。
まだまだ厨房は忙しいようでした。それでも、子供さんのを先に作りましょう。
と、左の料理長さん。ここはみんな良い人たちです。
待合室の客も減ってきたので、テレビを見せてもらっていました。
大夢の唐揚げ定食ができました。テレビの前の一番いいところで、食べさせてもらっています。
たいていテレビを見ながらだと箸が止まってしまうのですが、周囲の目があったのとおなかが空いていたせいで、
私たちが離れていてもバクバク食ってました。
待つ間、私は芋焼酎の湯割りを飲んでいました。家のようにの〜んびりしてます。
やがて誠ちゃんの「ショウガ焼き定食」がきました。
私は前回と同じ「やまめ定食」小鉢物も皆、ここの料理はハズレがありません。
さて、温泉終了の20時が近くなり慌てて温泉に入りました。
最後でしたので貸し切り状態。今夜の湯はバラの花を浮かべた『薔薇湯』でした。
トレーラーに戻ると、後は寝るだけの状態。観光旅行という感じがしますね。
明かりを消して、常夜灯の青い光・・・しかしまだ21時前です。
でも、10分と立たないうちに大夢と誠ちゃんは眠ってしまったようでした。
明け方寒いなぁと思っていたのですが、寒いはず、外に出ると息が白く、10度を下回っていたようです。
今秋初のヒーター点火。夜露が温まって湯気が出ています。
夜露の量からしても、相当冷え込んだようですね。
日が昇るとだんだん暖かくなってきました。8時前、ようやく大夢と誠ちゃんが起床。
・・・でいきなり出発です。そう、朝飯と昼飯を兼ねて10時を目標に立久恵峡に行くのです。
こちらが立久恵峡。駐車場を探して走り回っていました。
高く切り立った岩がそびえ立ち、悠然とした眺めです。
そんなこんなで立久恵峡温泉「御所覧場」に到着。道が狭いですが、ここは一方通行で、反対車線は左上にあり、ちょうど道路に挟まれた感じでたたずんでいます。
ここの温泉は男女別の露天風呂で河原に下りたところにあるとのこと。おなかが空いていたので、先に食べることにしました。
そういうわけでちょっと奮発して、石焼石見和牛定食に。。。
山菜とおいしいお漬け物がついています。みそ汁はなんと、蟹入りでした。
食事も良いですが、景色も良く、少しリッチな気分になります。
ちなみに大夢は牛丼。こちらの肉も大変おいしい肉のようでしたが、石焼きのほうも分けて食べました。
さて、道路を渡って河原の温泉に。右に下りると女湯、左に下りると男湯です。
誰もいなかったので、浴場を撮影。峡谷の対岸と大岩を望む、絶景な露天風呂です。
大人\500も嬉しいところです。
温泉からあがって、御所覧場から200mほど先に駐車場があったので、少し散策してみることにしました。
しかし、普通は散策してから温泉で汗を流し、サッパリしたところで食事・・・なんですが、欲望のままに突っ走る軽コロ家は何もかもがデタラメです。
吊り橋の上で。紅葉の時期は綺麗でしょうねぇ。
対岸の遊歩道より先ほどの御所覧場。案外対岸からは露天風呂の様子は見えません。
五百羅漢と呼ばれる所。数々の観音菩薩の像があり、探せば亡き人に似た顔の菩薩が必ず一体はあると言われています。
見上げると岩の隙間にもびっしり・・・。
辺り一面、樹木の根本にもびっしり・・・。さすがは五百と言われるだけはあります。
立久恵薬師のひとつ。ここにも五百羅漢は続いていました。
途中3つの吊り橋があるのですが、今渡れるのは先ほど渡った吊り橋だけで、今年7月の集中豪雨により残り2つの吊り橋は洪水による損壊で通行止めになっています。
最後の薬師にお参りして、散策終了。しかし、吊り橋がないので、駐車場まで後戻りです。
さて、R54の掛合の道の駅に戻り、R54から入ったところの八重滝のことが載っているパンフを見つけました。
入り口が狭いので敬遠していたのですが、少し入ったら大きな駐車場があるとのことでやってきました。
確かに数100mは狭い(途中離合箇所あり)ですが、駐車場は広いです。
みんな少し歩き疲れていたので、昼寝することにしました。
横を流れる澤の音を聞きながら、全員でお昼寝・・・。
あーよく寝たと思ったら、もう15時を回っていました。
駐車場がガラ空きなので大夢が自転車に乗っています。
案内板を見つけました。どうやらここから奥へ、合計8つの滝があるようです。
しかし、今日は時間がないので、入り口にあった猿飛滝のみ見ました。
R54を広島方面に。再び道の駅『布野』にて休憩。魚天を今日も買うてくるワ、と誠ちゃんが立ち去っていきました。
もうすぐ広島・・・しかしR54名物(?)可部の三入の土井橋北詰渋滞。
これが無かったら早いんですけどね。今日は5kmの渋滞でした。
広島の駐車場に戻ってきたきには暗くなりかけていました。(18時半)
締めはやっぱりコレです(笑)
最近両側の車が停まっていないので楽です。ずっとこのまま・・・とはいかないだろうな。
1泊2日の短い旅でしたが、旅館に泊まってきたような、そんな観光旅行ができ、かなり心身ともに癒された気がします。こういう旅行も良いですね。