2003年12月〜2005年12月まで使用していたトレーラーです。今は所有していませんが、参考にしていただければ幸いです。
私は個人売買で購入しましたが、当時はこのトレーラーのことを良く知りませんでした。全国的には結構出回っているタイプ
らしいのですが、あまり詳しい紹介を見たことがありません。最近、トレーラーを扱うディーラーでも中古コーナーで時々見かけたりはする
のですが、この紹介が今から購入を考えている人の参考(?)になれば・・・と思います。
名称 | 仕様 | 名称 | 仕様 |
---|---|---|---|
全長 | 2.48m | 清水タンク | 外付け40L |
全幅 | 2.08m | グレータンク | 無し |
全高 | 2.41m | 温水ボイラー | 有り |
車両重量 | 740kg | トイレ | 有り(カセット式) |
初年度登録 | 平成4年 | シャワー | 有り |
就寝定員 | 大人4名 | FFヒーター | 有り |
ギャレー | ホーロー | ガスコンロ | 3口+グリル |
換気扇 | 有り(ガスコンロ上) | 製造元 | Elddis社(英国) |
フロントダイネット。英国車らしい気品があると思う。マットは背もたれを中央部に
はめこむと、大人2名分のベッドになる(写真右下)
リアはロングソファになっている。最近のトレーラーはここがリアダイネットになっているものが多いが
一時期こういったレイアウトのものがはやったのだとか。ここは上段が簡易ベッド展開でき、元のロングソファの
背もたれが上部のマットになる。簡易ベッドとはいえ、頑丈なので大人も就寝可能。ただ、ちょっと上に登りづらい。
英国車なので左エントランスであるので、日本では使いやすいと思う。贅沢を言えばキッチンがエントランスと反対側にあるので、ちょっと使い勝手が
悪いこともある。
フロントマスク。
最近のトレーラーは一枚窓が多いが、やはりちょっと型が古いせいか3枚窓。でも、これだと
ダイネットに座った位置で左右が自由に開けられるので重宝している。
窓下にあるのは外部収納BOX。
変わって後ろから。窓が左に偏っているのは、右後ろがトイレになっているから。リアのほうが側面ともに窓が大きいので
リアがダイネットのほうが快適な気もするが、まぁ当時はこういう仕様が主流だったんでしょう。
なんでわざわざ紹介を分けているのかというと、購入してから1年でいろいろと改造してしまい、一部は原型がなくなっているほど 変わってしまったので、敢えて分けました。購入を考えている人は上を参考に、以下は現在の私のWISP400/4の紹介です。
名称 | 仕様 | 名称 | 仕様 |
---|---|---|---|
清水タンク | 積載15L+外付40L | リア | 上段常設ベッド・下部簡易畳仕様 |
グレータンク | 15L | フロント | 簡易畳仕様 |
車検を受けた際、右側テールが割れていたため2tトラック用のものに付け替えました。他に変わったところといえば、
TMLのロゴマークが貼られたくらい。
フロントダイネット。
英国車の気品は日本古来の畳で庶民化しました(笑)。マットがフワフワで腰が痛くなると言う欠点があったため、
このような畳にしています。この畳も実は自作品です。就寝時は写真左下のように、足下はテーブル使用時でも写真右上のような形にもできます。
私のトレーラーで一番変わってしまった部分。ここは2度に渡る改造の後、今の形になりました。
下部は簡易畳仕様、ダイネット・・・とは言い難いですが、『もどき』です。上段は固定式ロフトスペース兼ベッド(写真右上)で大人も就寝可能です。
キッチン部分。ここはほとんど手を加えていません。コンロ下部の収納を引きだし式にしたくらいです。
冷蔵庫はAC電源、バッテリー、プロパンガスの3WAY方式。自然対流式ですからプロパンが一番よく冷えます。
コンロ上部に小さな照明と換気扇があります(既設)
トイレ兼シャワールームです。シャワーはほとんど使ったことはありません。1度だけ子供の足を洗っただけです。ボイラーもすぐには沸かないし、タンク容量もないので
あまり役には立ちません。それとシャワーを使うと足下がびしょびしょになってしまいます。
トイレはよく使います。カセットトイレは左上の写真のように外からタンクごと引き出して捨てられます。
温水ボイラーのスイッチです。キッチンシンクのすぐ横にあります。
電源集合パネル。各部のヒューズがここにあります。バッテリーメーターは前のオーナーさんがつけたものだと思います。
フロントダイネット上部の蛍光灯。ホームセンターで売っていたものです。P泊することが多いためバッテリーが切れても使えるよう乾電池回路との2WAYにしています。
防犯灯の太陽電池。車のダッシュボード上につけるタイプのものです。暗くなるとトレーラーの左右の赤色LEDが点滅します。
牽引装置部。最初、サイドブレーキの調子が悪くて、車屋さんで直してもらいました。ケーブルが2本あるのは燈火用と走行充電用。
外付け清水タンクの給水口(右)。ここにタンクに入れた水中ポンプをはめ込みます。今は車内とタンクと切り替えられます。左はボイラー。
エントランス部。分割して上だけ開けることもできます。贅沢を言えば網戸がほしいところ。
エントランス上部にある室外灯。白熱球なのでかなり電力を消耗します。蛍光灯にしたほうがいいかもしれません。ただ、オーニングが邪魔しています。
下の図は現在の私のWISP400/4です。説明枠をクリックすると、工事日誌の関連ページが開きます。