開閉窓

これまたショップ依頼となった物件です。 DIYとは「自分でする」という意味なのでDIYではありませんが・・・。

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プレイスのベース車はキャラバンなので車体左側には開く窓がありません。
写真は9月に出たときのものですが、車体右の窓だけでは風の通りが悪く暑いのです。
換気扇もありますが出来れば左にも欲しいところ。

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斜め後ろからでちょっとわかり辛いですが車体がスーパーロングなので、スライドドアを開いても後ろに40cmほどの窓スペースができます。
ここを加工して新たな開く窓が取り付けられないか?というものです。

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久々にCADで図面化。
後ろ側の窓を一旦埋めて、そこにトレーラーの窓みたいなのが付けられないか?

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早速キャンピングカー広島に相談。
あてがっているのは、たまたま店にあったマンボウEVEのアクリル窓です。
付けられなくはないけど、元々の窓は湾曲しているのでFRPで型を起こさないといけないとのこと。

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それとキッチンシンクも水はね防止板やらシンク天板も加工する必要があるので、一旦キッチンを分解しなければならず、費用が割高になってしまうとのこと。
しばらく悩みましたが、外装に関する部分で自分では不可能なので思い切って頼むことにしました。

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元々の窓を外して代わりにFRPで覆い、ペイントと新窓用の孔開けが済んだところです。

※写真は(株)キャンピングカー広島より提供

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内側から。キッチンは取り外されているので元の車体形状が見えています。
元の窓部は内側から断熱材が貼られています。

※写真は(株)キャンピングカー広島より提供

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新窓取り付けと、内装加工が済んだ状態。
以前はシンク天板と窓との間に隙間がありましたが、それが無くなりコーキングされています。
水切りがないほうが広く感じますが、元々取り付けていた穴が残るらしく、低めのものに付け替えてもらうことにしました。

※写真は(株)キャンピングカー広島より提供

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水切りが付きました。
窓の開閉に邪魔にならないよう低めにしてあります。

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窓の大部分を塞いだのに、前より雰囲気が良くなりました。
トレーラーのアクリル窓と同じく防虫網とブラインドが付いています。

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外観状況。元々窓が黒っぽいので違和感ありません。
窓枠は外側は黒色なので、意外と目立ちません。

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あと細かいことですが、FFヒーターのスイッチが座席下に付いていて、ベッド化すると手が入らなくなるので移設してもらいました。

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新しい設置場所は運転席の後ろ、小テーブルを取り付ける部分です。
ここならすぐに調整できるので良いと思います。

改造ばっかせんで、旅に出ろや!って声が聞こえてきそうですけど、ちょっとずつ旅が楽しみになってきています。


2019.12.18追記
実は今回改造依頼するにあたり、別DIYで施した水タンク改良でポンプが取り出しにくくなっているので、キッチンを分解する際は蛇口側のホースを外してもらうようお願いしていました。

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前回の改造写真から。小さいほうの注ぎ口からホースを差し込み、左の広い注ぎ口からポンプを入れ、中で接続しています。
この小さい注ぎ口はポンプが通らないのと、ホースをポンプから外すのが堅くなっていて難しいと思ったからでした。

しかし、甲斐工場長曰く『このポンプは壊れやすいので将来取り替えしやすくしていたほうがいい』とのことで、粋な加工をしてくださいました。

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それがコチラ。
注ぎ口そのものを削って開口部を少し広く加工しています。
この発想は無かった・・・。

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これでキャップを付けることが可能なままポンプ本体が通せるようになりました。
これならタンクを外して清掃もできるので衛生面でも改善されました。

ウチが付けたタンクなのに、細かい気配りに感謝です。