そもそもDIYは自己満足の世界ですが、今回はその中でもさらに自己満足度が高いので、あまり参考にはならないと思います。
ふと、センターダイネットに寝ころんでみると、何か落ち着かない。
フロントベッドもリアベッドもカーテンで仕切られるのだけと、ここは開放なのです。
カーテンにしようと思ったこともあるのですけど、座るときなどにカーテンをお尻で挟んでしまうと、上部を引っぱる
ことになり、気をつければ良いのですが、息子が寝るときに壊してしまいそうなので、付けていないのです。
しかし、中学になったらだんだん付いてこなくなるだろうし、プライベート空間も欲しいだろうし。。。
息子が完全に付いてこなくなったら、カミさんも付いてくるか怪しいので、そうなると私一人になります。
オフ会に参加するにしても、一人トレーラーの中では落ち着かないし、買い換える気もないので、いっそ「こじんまり」と過ごせる空間が欲しいな・・・という実にくだらないDIYです(爆)
15×15のコの字アルミチャンネルをダイネット左側上側面に取り付けます。
付け方は「多機能ちゃぶ台」のときと同じく、片側を大きい穴にしてドライバーを差し込めるようにしています。
コーナーが少し太いのでアクリル板を入れて隙間調整しています。
少し細めのコの字アルミチャンネルを幅400の桐集成材の端面に固定。
このようにスライドさせるように差し込みます。
トレーラーの天井は真っ直ぐかと思ったら、ちょっと傾きがありました。
奥側になるほうが広いのでどうしようかと思ったのですが、コの字チャンネルの深さ分余裕があるので、このままいくことにしました。
天井側にもアルミチャンネルを固定。
強力両面テープとタッピングビスでしっかり固定します。
「壁」を挿入してみると、端のほうだけほんのわずかに隙間ができましたが、まぁこのくらいはいいでしょう。
エントランスから見た「壁」。旅の途中でエントランス開放して食事するときにここだけセットして目隠しにするのもいいかも。
奥側(フロント)から見た感じです。
さて、2枚目は下側にチャンネルを少しだけ固定します。
幅120の桐集成材を90度に固定。
下側になるほうを80ほど短くしています(理由は後述)
内側からもスミ金でシッカリ固定します。
下側の端にイレクター部材J-102Aを固定。
2枚目の壁は下側が少ししかアルミチャンネルにかからないので、こんな構造にしました。
セット方法はまずこのチャンネル部を先に差し込みます。
次にだんだん真っ直ぐ起こす感じで上を挿入、LEDライトにはギリギリ当たらないように少し上部のチャンネルは短くしています。
最初右側を下げる必要があり、このとき台座のテーブルに当たってしまうため、120幅の板のほうを短くしたのです。
最後まで入ったら、イレクターの足をセットします。
下はアジャスターを付けており、これでシッカリと締め付けます。
2枚目の「壁」状況
次に、ダイネット右側上側面にもチャンネルを取り付けます。
こちらの天井には30cmの長さしかチャンネルを取り付けません。
この3枚目の壁はLEDが邪魔になり、正面から挿入できないため、横から斜めに下側をはめて、それからスライドさせるという方法をとりました。
3枚目の「状況」
ここで一旦、3枚目の壁を取り外し、スライドレールをつけます。
このタイプを平行に取り付けるには、少しの誤差で動きにくくなるので、1mのチャンネルを間に入れて平行度を調整しながら固定します。
再び取付。板が二重になっているのは、スライドレールで2枚の板を繋いでいるためです。
つまり、4枚目はこのように「引き戸」となります。
内側の様子。壁を段にしたのは、元々ベッドがこのような形だからです。
内側から引き戸を開いた状態。なかなか良いんでないかい?
桐集成材は加工はしやすいのですが、白すぎるので今回もニス塗りです。
ちょっと明るめの「ケヤキ」にしました。
水性ニスを使用したので、室内でも臭くなく快適に作業できます。(雨だった)
しかし、場所をとるのでオーニングを少し出して、外でも作業です。
引き戸に木製の取っ手をつけました。
内側は引き戸をギリギリまで開きたいので端のほうにスリム型を取付。
隙間テープを貼り付けて、スライドレールの「浮き」を隠します。
戸当たりにも貼り付けました。
閉めた状態。。。良い感じ。
開けるとそこはプライベート空間。
内側より。カレンダーとか吊せばより良くなるんじゃないかな。
・・・で、普段はどうすんの?って思うかもですが、そこは抜け目ありませんよ。
桐集成材なので4枚でもウソみたいに軽い(スノーピークのロングワンアクションテーブルよりも軽い)ので
フロントに収納します。
フロント収納改良で作ったコンテナ枠にちょうど乗せた感じで仕舞えるんですよ。
「壁」を2枚目、1枚目、3枚&4枚目の順で乗せればこの通り。
簡易サファリのシート類もちゃんと入ります。
ダイネットを元に戻して、今回のDIYは何だったの?って感じです(笑)
まぁ、ダイネット側面と天井にチャンネルだけは残ってますが。。。
先週に引き続き、ニス上塗り。
3回上塗りしたところで、#400のサンドペーパーと化学雑巾で磨きます。
こんなくだらないDIYでも丁寧に仕上げることで引き立ちます。
パッチン錠を用いて、パネルの離脱を防止します。
下側にも取付。
最初に作ったパネルの下部にも取り付けます。
この位置にしたのは訳があり。。。
マットを載せると見えなくなります。
次にLED照明の一部の配線をやり替えます。
棚下のLEDを独立点灯できるようにしました。
多機能ちゃぶ台を置いて、かなり個人部屋らしくなってきました。
通常時にズボンが引っかかりそうなので、下部のアルミチャンネルの端を丸く削りました。
レール自体が光って目立つので、木目シートで誤魔化します。
天井のレールはLEDライトの木目と合わせました。
ホントに使うかどうかですが、まぁ、いずれキャンプに行ったときにでも家族に披露しようと思います。